memorys3 政府本部へ…
輝はレイに言われたまま薬を飲み込んだ。
「ゲェ〜、苦ぇ〜」
飲み終わったのを見たレイは、
『よし、行くぞ!』
「?、行くって?」
『こっちの世界の政府さんだよ…』
「……政府ぅー!?」
輝は疑問が残るままレイに手を引かれ、連れて行かれた。
―政府本部
レイ達は政府の案内係らしき人物にに連れられて来た。輝とレイ以外にも6人、二人一組な感じだ。
しばらく歩くと大きな扉の前え来た。すると大きな扉を前にし、一人の少年が叫んだ、
「うっわー、でっけー!」
すると、その少年と共にいた男が、
『太陽、うるさい…!』
「あんだよ、ルイ…えらくかしこまっちゃって…」
どうやらこの二人の名前は太陽とルイらしい…
二人の会話を他の4人も聞いていると、扉が開いた…
《ゴゴゴゴゴ…!》
扉の奥には階段が高くそびえていた。
「たっけー!」
この階段を見てまた太陽が叫んだが、すぐさまルイが太陽の頭を《バチーン!》と叩いた。
「いってー!ルイ〜」
しかし、太陽が前を向くと既に俺達は階段を登り始めていた。
「ちょっ、待って!」
あわてて太陽が追おうとすると、階段に足をかけ倒れこんだ。それをみた7人は皆、
(変な奴……)
すると、俺達を連れてきた4人が話し始めた…
「おいルイ…お前の連れてきた奴大丈夫か…リンもそう思うだろ…」
「あぁ…」
「うっせー!てか、兄貴もうっせー!」
「おいお前等、そろそろ静かにしろ…お偉いさんのお目見えだ…」
『えっ…』
すると前方の椅子に格式高そうな身なりの男が座っていた。
「お勤めご苦労…」