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1話 片思いという最高の出会い(1)
俺の学校は、ちょっと有名な工業の町にある普通の学校。
今年、少子化による学校の統廃合で学校は新しい。ただ、校則だけは変に厳しいけど・・・
それを除けばいい学校だ。
俺は二年生になり進路のことなどを考えなければならなくなった。
この学校は進学にかなり力をいれているし、俺も進学が望みだった。なんで夢があるから
でも、困ったことに俺の親は就職しろよ派だった。
それで俺はかなりがけっぷちである。だって、進学の条件が何かの小説などの賞をとること。それもあと二年で
確かに、俺の夢はシナリオライターというちょっと高嶺の花っぽい仕事です。
しかし、求人だってけっこーあるんだよ。専門学校でれば就職はできるってインターネッツでも書いてありましたよ。
そんなこんなで俺は、将来の夢を親という壁で阻まれていたのであった。
さらに、この年にもなれば恋の一つや二つもあるんですよ。これが
面白いことにクラスは同じだし。なんだよ、神様は俺に告白しろとでもいっているのだろうか
俺の頭がパンクしかけているとき、転機が訪れた。それは、GWの部活練習で倒れかけていた5月だった




