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素直になること...

作者: 桐谷曖榎

『憂珂、俺達別れよう。』


1年7ヶ月付き合ってた

彼氏の大毅が

いきなりそう言った。


『私、大毅が嫌がる事した?』

私はそう聞いた。


『俺、美柯の事好きになった』

美柯は私の親友。

『美柯も俺の事

好きって言ってるから

早く別れて』

そう言われた。

『こっちも好きな人できたから』


振られるのが嫌で嘘ついた。

ほんとはまだ大好きで別れたくなんかない。



その日の夜から大毅は美柯と

付き合い始めた。


2人は学校でも席が近くて

授業中も休み時間も給食の時も

ずっとイチャイチャしていた。

私の席は、美柯の隣で

美柯の後ろが大毅。

だから気まずい…。


授業中、騒がれると迷惑。

っていうのは建て前で、ただの嫉妬…。




家に帰ってから携帯で

自分のブログを更新する。

そして美柯のブログを見る。

美柯のブログには

大毅とのチュープリが

貼ってあった。

日付は1月1日、2日、

5日、6日…


ほとんど毎日遊びに行っていた。

私の時は“バイト忙しいから”

って月3回くらいしか

行けなかったのに。


また嫉妬。

私が嫉妬するなんて…

嫉妬なんてしたことなかったから

自分でもびっくり。


変にむきになんてなるから…。

私の馬鹿。


つづく

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