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主と再会 3

国家特待生エリーブラウンとの交流


誤字報告下さった方ありがとうございます

幼年学科剣技大会二日目準々決勝。


 ここは第一ブロック、準々決勝試合が始まって、アンジェラは考えていた。


(昨日なぜ、エリーさんにあの様な態度をとったのか・・・・・・)


(ガルシア会長戦のエリーの凄まじい一悶の剣撃を見てから、わたくしの中に、なんとも言えない、どんよりとした大きく重たい感情が湧き上がり、それが止められない、嫉妬?いや違う、別の感情・・・・・・)


 相手剣士が「アンジェラ、剣にキレがないぞ!」と剣を合わせて言う。


「あら、攻め倦んでいらっしゃる、貴方様に、言われる筋合いはございませんわ」

アンジェラはすぐさま言い返す。


 相手剣士は素早く、激しい斬撃を放ちアンジェラを押し込んで行く。


(クウー、こんな所でもたつく訳にはいきませわ、わたくしは、勝って決勝に絶対に行きますわ)


 相手剣士の剣撃が重くなって来る。

(わたくしを、仕留めに来ているのですね、ならば、こちらも行かせてもらいます)


 アンジェラは、斬撃を放ち相手剣士を牽制すると、素早く間合いを取り魔力を全身に巡らす。

 左に上体を振り右中段構えから、右足を後ろに蹴り出し、上半身を沈め、前に飛び出した。そのスピードは今までにない猛烈なものだった。


 相手剣士は交わすことも出来ず、まともに斬撃を腹部に受け、後方に倒れ込んだ。


 審判は相手剣士の状況を確認して、旗を上げる「勝者、アンジェラ クロード!」


 第一ブロックで歓声と拍手が起きる。

 

 アンジェラは定位置に戻り礼をすると退場して行く。



(勝ちましたけど、何か、全然スッキリしない、ますます、気分が重くなりましたわ)

最後まで読んでいただきましてありがとうございます!


少しでも面白い、続きが読みたいと思って頂けましたら、ブックマークや高評価、いいねを頂ければ幸いです。


評価ポイントをいただけるととても喜びます。

頂けた分だけ作品で返せるように努力して頑張りたいと思います。


これからも、どうぞかよろしくお願いします。

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