「にげみちがふさがれてるにゃあああぁぁぁあん!!」
◆
◆
「に、にげるにゃあぁぁぁ!!」
逃げるブル猫!
「も、もうすぐ出口だにゃっ!!」
出口に向かってはしるブル猫!
「出口にいけば……」
だがそこには――
「は、はにゃあああぁぁぁ!!」
とんでもない光景が!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!
出口はない。火炎でふせがれているうううう!!
「にげみちがふさがれてるにゃあああぁぁぁあん!!」
「あたちのしょんべんでもけせないにゃーーーん」
出口にはとぐろをまくごくぶと火炎流。そう、これこそグロバシオ規世隊がブル猫を
一匹もにがさんぞという鉄の意志の体現であった。
その炎の勢いたるや凄まじいの一言!
「ブル猫の丸焼きが一丁あがりしちゃうにゃあぁぁあん!」
ブル猫の丸焼きができあがってしまうだろう。
ブル猫料理の中で、ブル猫の丸焼きは栄養とお腹を満たせる王道。好みで醤油や塩をかけて食べると美味い。害獣ブル猫の有効利用の一つ。だが……
「も、もう丸焼きってレベルじゃないにゃっ……」
この炎はそれすら越える。この温度ではブル猫は
「黒焦げだにゃあぁぁぁん」
丸焼きを通して黒焦げになってしまう!!
「え、えらいことだにゃっ……」
「せ、せんそうだにゃっ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
「あたち達みなごろちにされちゃうにゃああぁぁぁん!!」
ブル猫の絶叫が炎渦巻くブル猫の巣穴に響き渡った。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
果たしてブル猫に救いはあるのか!?
風は吹くのか!?
ブル猫を救う者はあらわれるのか!?




