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逢想の纒憑  作者: 中保透
三章 童輪の鏡
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41.闇夜に潜む


 深夜の学校前に騒ぎを聞きつけた人々が集まっていた。

 薄っすらとした意識の中、泣きじゃくる一芽と意識が戻った様子の拓人の姿が見える。


 よかった……無事で、よかった。


 安堵とともに梛莵はゆっくり目を閉じた。



「……」


 少し離れた所で様子を窺っていたマトは夜風に当たり月を見上げる。









「アーアもうチョットでマトメテ喰べレルトコだったのに。折角力を貸してアゲタのに新人使えな〜」


  ――クスッ


「あぁでもアレは『管承者』……くふふ、それに『竒術師』だね? 懐かしいナァ。元気カナ? 絶望して、死んじゃったカナ?」



 ――クスクス、



「ボクらと遊べる術者……また遊びたいナ〜楽しかったナ……」

 甲高い声が波の音と同化し潮風となる。その声は誰の耳にも聞き取られる事はなく――。



  ――クスクスッ



 黒い靄は一人、群衆を眺め……――――嗤う。



 ――クスクスッ、クスクスクスッ



「クク、アッハァ!」


 翼を広げ、闇夜に潜む。



 貴方様ノ真の復活を! 貴方の画く庭園を!


  食事(ゲーム)はまだまだこれから、ソウデショウ?



 ――ねェ?



「望クン♪」



 * * *



 [三日後 病院]


「おら食え、口開けろ」

「え、自分で食べれるよ……」

「あ? 俺の剥いた林檎は食えねぇってか?」

「言ってないけど!? 自分で食べれるって言ったの!」

「ふんっ!」

「もごっ! あ、美味ひぃ……」

「当たり前ぇだろ、父さんが美味いからっつって持たせたんだから」

「お、おぅ……」


「戻ったぞ」とピヨ助を抱えた燐が入室する。

「何じゃ如斗に食わせてもらっとるのか」

「ふふ、甘えん坊だな」

「拒否権が無かっただけです!」

「おーあっちはどうだって?」

「あぁ多分父親が来ていてな、話をしていた。私は邪魔だろうからな」

「そうか」



「梛莵」

 扉の開いた音に名を呼ばれ、目を向けると拓人の姿があった。

「あれ、拓人。歩いて平気か?」

「うん、大分良くなったし」

「こっちに座るといい」

「ありがと」

「部屋にいなくて大丈夫か? 親来てたんだろ?」

「まぁ、うん……」

「?」


 * * *


「そうか……その子も無事でよかった」

 拓人と話す男性……拓人の父は安堵する。


「うん、梛莵のおかげ」

「あぁ、そうだな。後で挨拶に行ってくるよ」

「うん」

「……連絡来た時は本当に驚いた。私も母さんも心臓が止まるかと思ったよ」

「ごめん」

「いや……側にいなかった私達も悪い」

「……お父さんしばらくこっちにいるの?」

「あぁ。こっちの手続きとか色々あるから」

「手続き?」


「拓人。あっちで一緒に暮らそう」


「……え?」

「いつも一人だった拓人に友達が出来た事は嬉しく思うよ」

「なら……」

「でもね、それはまた別だ。今まで私達の都合で拓人を振り回していたからこれからは拓人の希望を、と応えていたが……目の届かない所で危ない目に遭うのは見過ごせない」

「や、やだ……」

「拓人……頼む、わかってくれ。拓人が大切だからなんだ」

 握るシーツは皺を寄せる。

「……一芽は、どうするの?」

「一芽ちゃんは……本人が希望するのであれば一緒にとは思っているが、寮も考えてる」

「でも……」

「一芽ちゃんの事も……拓人に甘えてしまっていたね。おかげで口数が増えた気がするよ」

「それは……マトの、おかげ」と俯く。

「マト?」

「う、ん……」

「……そっか。離れてる間に色んな出会いがあったんだね」

「こっち、離れたくない。お父さん達が心配してくれてるのはわかってる。けど、まだ、こっちでやらなくちゃいけない事があるの」

 目を向け必死に訴えるも父は「すまない、聞いてやれない」と首を横に振る。

 その言葉に拓人はまた俯いた。

「そんな顔しないでくれ……私も意地悪で言ってるんじゃないんだ」

「わかってるよ。でも……俺だって術者だ」

「関係ない。例え身が守れようとまた危険な目に遭うかもしれない事に変わりはない」

「それはそっちで暮らしても一緒。遭う時は遭う、そうでしょ?」

「それはそうだが……」

「なら守れるくらいに、ちゃんと扱えるようになるから……!」

「駄目だ」

「お願い……」

「……」

「『パパ』……」

「だ、駄目!」

「……」

 目を逸らす父親に拓人は真顔で言い放つ。

「……パパ嫌い」

「やめて! 嫌いとか言わないで! わかったよ母さんと相談! 駄目って言ったら駄目だからね!」

「そしたらお母さんも嫌いになるかも」

「やめてあげて! 母さん泣いちゃう!」


「どちらにしても、今の学校は辞めさせる」

「そんな……」

「……元の原因はクラスの子だろう。こんな事になると知らなかったとしてもそんな子と、一緒になんてできない」

「別に、俺はいじめられてる訳じゃない……!」

 込める手は傷が開き、紅く滲む。

「拓人、落ち着きなさい。強く握るからまた血が出てるじゃないか……」

「……」

「はぁ……待ってなさい。母さんと連絡取ってくる」

「……うん」


 * * *


「あ、そうだ。後で朱弥達が来ると言っていた」

「うぐっ……」

「問題児にお説教だな」

「わ、わざとじゃないしぃ……」

「んなのはわかってんだよ。せめて報告してからにしろってんだ」

「でも最初はただの肝試しだったし……」

「わざわざ離れた他校にか? ……理由があったんなら一言誰かに言えってーの馬鹿」

「俺のせいでごめん」と謝る拓人。

「いや報告しなかったのは俺だし……」

「ったく。心配・さ・せ・る・なっ」と梛莵の頬を軽くつねる。

「いひゃい! 俺怪我人だぞ!」

「はは、お前意外とやらけぇな」


 コンコン、と扉だ叩かれ見れば朱弥と手を振る葵の姿。

「お、拓人くんもこっち来てたんだ?」

「相変わらず仲がよろしくて。頬ならこいつも柔らかいぞ」と葵の頬を引っ張る。

「痛にゃっ! ちょっといきなりやめて! 俺のベビーフェイスに傷が付くでしょ!」

「お前それ自分で言ってて恥ずかしくならないのか?」

「何で? 羨ましい? 俺のもっちもちほっぺ」と自身の頬を指す。しかし「いや全然」と受け流す朱弥に葵はジトッと睨むと歌を歌いながらベッドに近づく。

「……朱弥は将来ハッゲ親父ぃ〜♪」

「え゛!?」

「「ぶふっ!!」」

 柑実と梛莵は吹き出し、燐は首を傾げる。

 そんな事はお構いなしな葵は「はーい梛莵くん、体温測るよー」と体温計を取り渡す。

「あ、く、ふふっ、ひゃいっ」

「……朱鷺夜兄、ツボり過ぎだろう」

「す、すみま、せん……っ」


「えーと、36度5分……? 梛莵くん、体調は?」

「えっと、悪くはないですけど……」

「そう? ならいいけど」

「どうかしたか?」

「だって梛莵くんが普通の体温してるから」

「問題なのか?」

「だって梛莵くんの平均体温35度台だよ? 34度台の時だってあるんだから」

「……朱鷺夜兄、お前生きてるよな?」

「ちゃんと生きてますよ!」

「んーでもいつも通り冷たいしなぁ。一時的かな? このまま普通に戻ってくれればいいけど。とりあえず様子見、体調悪くなったらすぐ言って、あと身体はこれ以上冷やさないようにね」

「はい」

「じゃあ次、お目目見せてね〜」と梛莵の顔を掴みグイッと引く。

「いだっ!」と声を上げていたのもお構いなしだ。


「ふーん、やっぱりちょっと貧血気味。まぁ……いつも通り、かな」

「俺が怪我人だという事は忘れられてるんですかね」

「流石に忘れてはないよ。それにしても術者の子って回復早いよね。病室空くのも早いしいい事だよ」

「早く退院しろって事ですよね……」

「うん。部屋凍らされるの困るし」とはっきり言われる。

「すみません……」

「何だまた凍らせたのか」

「不可抗力だよっ」

「部屋が……凍る?」

 想像もつかない会話に拓人は疑問符を浮かべていた。

「梛莵くんはしょっちゅう凍らせるんだよね。ピヨ助君がいなかったらまだ凍ってたかもね〜」

 その言葉を聞いたピヨ助はベッドに飛び乗り「ふふーん! 余は優秀じゃしの!」と胸を張る。

「にゃはは、この子面白いよね〜」

「鳥が喋ってるのに葵さん驚かないんですね」

「ん? まぁ朱弥から聞いてたしね」

「葵は変な物作りよるし見てて面白いぞ!」


「えー変なのってこれの事?」

 スッ……とポケットから何やら怪しい薬と注射器を取り出す。

「な、何で今持ってるんですか……」

「そりゃ梛莵くんで試そうと思ってね! 新薬はいかが? ……にゃっ俺の新薬!」

「院長? 注射器が一本減ってると思って来てみれば……」

「げっ宇鶴ちゃん……」

「没収です」

「俺の新薬ぅぅぅぅ……っ!」

 取り返そうとするが朱弥に首根っこを掴まれ、薬は没収されていき葵はしょんぼりする。

「お前……よく医者でいられるな」

「なんだよー俺の薬、毒薬だとでも思ってるの? 流石に害のある物を試そうとはしないし!」

「……ちなみにあれの効力は?」

「ちょっとだけ爪伸びるのが早くなる、かな」

「何故そんなものを作ろうと思った」

「ほら、生爪剥がれた時とかぁ、ちゃんと伸びるまで剥き出しとか痛いじゃん?」

「何故それを俺で試そうと?」

「えーいや〜梛莵くんちょうど爪割れてるかなって☆」


 梛莵は両手を前に、爪を見せる。

「割れてませんよ。見てくださいこの通りピカピカです」

「逆になんでピカピカなの?」

「昨日来た卯鮫に何故か磨かれました」

 それに続いて燐と柑実も両手を見せる。

「私もピカピカにしてもらった」

「俺もピカピカにされた」

「あいつはネイリストでも目指してるのか?」

「卯鮫によってクラス全員爪ピカピカっすよ」

「はぁ……その行動力を他に活かさんか……」

「最近マニキュアにハマってる? と言っていたぞ」

「なるほどな。つまり下準備か」

「言っとくがマニキュアは校則違反だからな」

「俺達に言われましても……」

 三人はピカピカに光る爪を揃え朱弥へととりあえず向けていた。


 雑談をしているとまたも扉を叩く音が響き、少しだけ開かれる。

「あのー、すみません……えーと、拓人はこちらにいますか?」

「あ、はい。いますよ」と葵が返す。


 見知らぬ男性の来訪に梛莵は首を傾げた。

「誰……?」

「俺の……お父さん」

「……え、拓人のお父さん!?」

「始めまして、拓人の父の【一風(いつふ)】です。すぐに挨拶できなくてすまないね。聞いたよ、拓人の事助けてくれてありがとう」

 突然の訪問に心の準備がなく梛莵は吃ってしまっていた。

「君がいなかったら今頃拓人と会う事ができなかったかもしれない。本当にありがとう」

「んと……いえ、皆が来てくれたおかげですから」


「……待ってなさいって言ったのに戻ったら部屋にいないから」

「……」

 父と目を合わせる事なく、無言になる拓人。

 するとさり気なく近くにいた葵の後ろに隠れる。合わせるように一風は覗いたが拓人は葵に掴まり顔を隠してしまう。

「拓……ちょ、拓人、出てきなさい。先生の後に隠れるんじゃない」

「やだ」

 葵は「にゃっはは、なんで俺盾にされてるの?」と笑っていた。


「なんで親から隠れんだよ」

「拓人、どうしたんだよ」

「だって……お父さんが連れてくって、いうから」

「連れてく?」

 何を? そう思っていると一風がそれに答える。

「私達の方で一緒に暮らそうと言ったんです」

「あ? 一緒に暮らしゃいんじゃねぇの?」

「……拓人の両親、たしか仕事で海外って言ってたよな」

「うん……」

「あー……だから部屋から逃げてきたって事か」


「んーまぁ、俺も拓人くんのお父さんと同じ立場だったら同じ事言うと思うな」

「……」

「いんちょーは盾じゃないよーほら、しっかり顔合わせてお話しなさい」と拓人を父と向き合うように前へと促す。


「拓人」

「……」

「……はぁ、母さんから伝言。『夏休みに友達と遊びにおいで』だと」

「え?」

「今回は無理には連れていかない」

「……本当?」

「あぁ」

「よかったな」と梛莵と拓人は顔を見合わせ頷く。

「うん」

「ただし、条件付きだ」

「条件?」

「転校」

「……うん」

「これは絶対条件」

「うん」

「あと拓人……学校から器物損壊で賠償請求が来てる」

「?」

 首を傾げる拓人の手を指差し「校内の鏡、壊したろ」と。


「あ……」

「え、拓人の手の怪我って自滅なの?」

「らしいぞ。糸で無理に引っ張ったらしい」

「あー……ひぇ〜痛ったぁ……」

 想像するだけで鳥肌が立った。


「全く、やんちゃな所は一体誰に似たんだ……」

「確実にお父さんでしょ」

「う、そうな……いや、まぁそこは状況的に仕方なくだと聞いてるからいい」

 するとまたコンコン、と扉を叩く音が響く。


「今日お客さん多いね?」

「ですね……どうぞ」

「……あのー……あれ? 今取り込み中、ですよね……」


 部屋の覗き込む青年の登場に疑問符が集まる。

「お前は! ……誰?」

「あ? 誰だ?」

「拓人の知り合いか?」

「えっと……誰だっけ?」

「いや拓人は知っておるじゃろ……」


「拓人、この子かい?」

「……違う」

 問いかける父から目を逸らす。

「拓人こっちみろ」

「……」

「この子か?」

「ち、ちが……「この子なんだな?」はい……」

 圧に負け、拓人は認める。

 父は「そうか」と言うと立ち上がり宮寺の元へと歩く。

「君、ちょっと出ようか?」

「え? はぁ……」

 肩に手を置くと逃すまいと力を込めた。



「えっと? 拓人の父さんどうした?」

「お父さん……昔ちょっとやんちゃしとったでぇな人なの」

「ヤンチャシトッタデー?」

「んーと、柑実を凶暴にした感じの人」

「おい梛莵、お前叩かれてぇのか?」と叩く。

「痛っ! 叩いてんじゃん! 燐、こういう事だぞ!」

「なるほど」

「お前も納得すんじゃねぇよ」

「あらら〜俺ちょっと見てくるよ」

「葵さんちょっと楽しんでません?」

「にゃは! 人の修羅場って見てる分には面白いよね!」

「お前最低だな」

「というのは半分で〜院内で問題起こされても困るしね。状況見て止めてくるよ」

「ごめんなさい……」

「大丈夫だよ、まぁ待ってて」

「はぁ……朱鷺夜兄、話は退院してからにしてやる」

「う、はい……」


「にゃ? 朱弥も来るの? 別に話しててもいいよ?」

「ここの黒猫は加減を知らないからな」

「それ俺の事? 流石に俺は手出したりしません!」

「お前、呼ぶだろ」

「え? 場合によっては呼ぶけど?」

 話しながら二人は部屋を出る。


「呼ぶって何呼ぶの?」

「あー、葵さんも割と特殊な術者で……あれ術関係あんのかな」

「召喚するの?」

「召喚……はしねぇ、が集合はする」

「集、合?」


 * * *


「始めまして、灰原拓人の父ですぅ」

 ニッコリと手慣れた営業スマイル。

「……え、灰原のお父さん!?」

「いや、君とは一度お話をしたいと思っていた所だ。ただで帰れると思うなよ?」

「ひっ」

「俺の可愛い息子に手出したんだ、一発殴られる覚悟はできてんだろなぁ……?」

 ゴキッと関節の鳴る音に宮寺の顔が青ざめる。


「はーいちょっとストップですよ〜灰原さん」

 気配無くいつの間にか背後にいた葵に一風は後ずさり、気にせず葵は笑顔を向けた。

「……院長先生」

「敷地内で暴力沙汰は困りますよ。他にも患者さんやお見舞いに来てる方がいるんですから」

「……すみません」

「あ、勘違いしないでほしいんですけど、敷地外なら止めませんよ? ちなみに隣にちょっとした雑木林があるんですけど〜にゃっはは」

「ありがとうございます」

「ええぇ!?」

 宮寺は一風に首根っこを掴まれ葵のいう雑木林へと連れて行かれた。


「にゃはは、一発くらいは殴られといで〜! 大丈夫、手当てはしてあげるから……に゛ゃっ!!」

 笑顔で見送る葵を朱弥は後ろからげんこつ。頭を抑え、葵は涙目で朱弥を睨む。

「おい何言ってんだ馬鹿猫、止めんか!」

「む! 何で? じゃあ朱弥はアツキちゃんが嫌がらせされても怒らないの?」

「は? そんなもの相手をぶん殴るに決まってるだろう」

「そういう事だよ! 一緒じゃん!」

「ん〜っ……いや、でも相手にもよる……」

「それどうせ男か女か、でしょ」

「……そんな事はないだろう」

「あ、井守宮はカウントしないでね。あれは別」

「う……」

「朱弥は甘いね! 甘々の甘ちゃんだよ! そんなんだからナメられるんでしょ!」

「あのなぁ……俺は一応教師であって見本になるべく身で……」

「……? 朱弥が見本? 何いってんの? 見本になれるような人は幼馴染に薬盛ったりしな……もがっ!」

「大声でやめろ馬鹿!」

「もがもがむがもぐが……っ! (離して熊ゴリラ!)」

 ガブーッと掴んでいた朱弥の手に噛み付く。

「痛!! おい噛むな! とにかく、止めに行くぞ!」

「うにゃー! は・な・せ・よー!」


 息を大きく吸い、葵は叫んだ。


「集合ーーっ!!」



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