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逢想の纒憑  作者: 中保透
三章 童輪の鏡
43/52

39.暗闇に潜む 3


「ここ建物の形、歪だからね」

 ここ通路の屋根あるの、と動揺していたマトに説明をする。


「なら最初から言ってよ! そうだとしても一歩間違ったらあんな高さ、大怪我するでしょ!」

「ごめん。とりあえず梛莵に連絡して……あれ? 携帯、ない」

 ズボンのポケットを手で探ると入れていたはずの携帯電話がなくなっていた。

「携帯? もしかしてさっきの部屋に落として来ちゃった?」

「わかんない……マト、梛莵の事探してきて。さっきのも追って来るでしょ」

「あ……でも拓人……」

「お願い、俺じゃよくわからないしどうにもできない。こっちはとりあえず大丈夫だから」

「わ、わかった」

 マトは梛莵を探しに空を飛んでいった。



「拓人、大丈夫か? 着地の時、変に脚を捻ったのではないか」

「バレた? うん……痛い、走れない」

「うむ……しばらく隠れておるしかないの」


 * * *


 マトは見つからないようにと影に隠れつつ窓から建物内を覗き、梛莵を探す。

「ナト兄、ナト兄どこー?」

「あっはは、はぐれたのかい?」

「え? あっ! 君こっちきたの!?」

「君、自分から隠れる気ないでしょ? もうさっきの子は後でいいよ、どうせ遠くには行けないだろうし」

「っ、僕とやり合う? イイよ、僕だって伊達に身を守ってないし」

「なんだ、逃げてばかりだから戦うのは苦手なんだと思ったけど」

「えへへ! 戦うと言うより足止(あしど)目眩(めくら)ましって感じかな〜!」

「何?」


 マトは姿を(ぼか)し、蝙蝠から霧へと変わり広がる。


「君は人と変わりない、視界もその『目』だけ。なら問題ないね、僕の霧から抜けてご覧? 僕の視界は霧全体だからね」


 暗くなる周囲。纒憑は周りを見回すが霧が邪魔をし、舌を打つ。


 * * *


 梛莵は閉じられた扉を勢い良く開き、見回す。

 気配を感じた部屋に拓人は居らず、物が投げられた跡があった。ここに誰かがいたのは確かだろう。

 しかし部屋の扉は丁寧に閉められていた。閉める余裕があったようには思えない。

 開きっぱなしの窓から外を覗くと離れた所に黒い影が見え乗り上げる。

「あれは……霧? もしかしてマトか? なんであんな所に……鉢合わせたのか?」


 拓人、ここから降りたのか? だけどさっき走った時、息が上がってた。

 拓人は術で身体強化をしていた様子もなかった。

 この高さ、普通に降りたら上手く着地出来たにしても足に負担がかかるだろ。


「くそっ、電話出れるか……?」


 ここで聞こえる筈のない鳴り響くバイブ音。

 音の鳴る方見るとヒビの入った携帯が机の下に落ちていた。


「っ」


 なら拓人の術力、気配を……――わからない。

 安定したのか? という事は拓美さんと合流できたって事か?

 どっちにしろ早く合流しないと。


「とにかくマトのいる方向に……!」


 * * *


「なぁ、あの黒いのなんだろ」

「えー? 何あれ、やっば」

「というか灰原全然戻って来なくね? いつの間にか帰ったんかねー」

「いやいやないっしょ。靴あったし」

「何見てきたの? 律儀っつーか。なんで灰原に構うの? 大好きかよ」

「んな訳ねーだろ。ムカつくんだよ、何してもいっつも涼しい顔しやがって」

「そんだけ? ほっときゃいいのに、別にお前が何しようがどうでもいいけど問題起こして巻き込まないでくれよなー」

「……ん? なぁあれ、あの赤毛……こないだ灰原といた奴じゃね? なんでいんの?」


 青年の一人が指差す方向には窓に乗り上げる梛莵の姿。


「は? おいおい嘘だろあそこ四階だぞ!? 何してんだよ!」

「もしかして灰原についてきたのか?」

「にしても馬鹿だろ! 何他校舎で飛び降りようとしてんだ!」

「し、知らねぇよ! とにかく止めるぞ!」




「ん?」


 騒ぎ声のする方へと目を向けると数人がこちらに声をかけていた。

「おいお前何してんだよー!」

「あっぶねぇだろ何考えてんだ!」


「あーあいつらそういや外にいるって言ってたな。……こっち来んなよ邪魔く……さっ!」

 そう言うと梛莵は窓から飛び降りる。


「あぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「お、落ちた? まじ? 嘘だろ!?」


「……お前達さ」

 梛莵は通路屋根から青年らを見下ろす。

「! お前今落ち……っ」

「死にたくなかったら早く帰った方がいいよ。まぁ、死にたいなら止めないけどさ」

「は? 何言って……」

「……お前達のせいで拓人が危ない目に合ってんの、わかんない?」

「え?」

「構ってる暇ないから」

 じゃあね、とマトの方へと足早に向かう。


「あ! おい待てよ! どういう事だよ!」

「あいつ黒いやつの方向かってったぞ!? 何かやばいって! 逃げよう!」

「に、逃げるってったって……」

「じゃああそこに行くのか? 俺ら術者じゃねぇんだぞ!」

「でもあいつの言ってる事が本当なら灰原の奴巻き込まれてるって事だろ!?」

「だからって何か出来んのか? 無理だろ! だったら誰か呼ぶしか……」

「呼ぶってこんな夜中に誰呼ぶんだ? 警察か? 警察だって術者だとは限んないだろ!」

「じゃあどうすんだよ! 宮寺(みやじ)が灰原一人行かせたんだろ! だったらお前がどうにかしろよ!」

「な、」

「とにかく! 近くの交番行ってくる!」

 そう言うと宮寺と呼ばれた一人を置いて青年らは交番へと走る。


「灰原……」


 * * *


「邪魔くさいなぁ……」

「!」

「はは、どうしたの?」


 今、何か……吸われた?


「味気ないな……核とは程遠い箇所だったのかな」

「……」

「不思議そうな顔だね、初めてかい? 同族に一噛みされるのは」

「一噛み……君の言う『喰う』ってやつかなー?」

「君は同族に会うのは初めて? それとも相食みはしない類にしか会わなかったのかな? それは幸運だね」

「同族とか……よくわかんないんだけど」

「なんだい? 自分ら『死後人(しごと)』の役割は此岸に溢れ返った『魂の処分』。そうだろう? 全うしない奴はそこらの食糧となんら変わらない」

「死後人……? ナト兄が言ってる纒憑の事?」

「纒憑……そうか、人は自分のような存在をそう呼ぶのか。いいね、確かに『憑き纏う』って事ならその方が合ってるかもね」

「なんでわざわざ生きてる人の魂を狙うの? そっちは良いって訳じゃないけど、亡くなって身体を離れた魂じゃ駄目なの?」

 おかしな事を言っただろうか、纒憑は笑う。

「君は本当に何もわからないんだな! 減らすべきは『生者』の数! 既に亡き者は減らし過ぎた場合の生者の調整分! また生を成し、不要ならば喰らう! 亡くしても新たに産まれし生がある! それが輪廻転生かはいざ知らずだがナァ!」


「……僕は、」

「さて、自分の存在理由を思い出せたかな? まぁ、もう君には自分の力の一部になってもらうけどね」

「違う、僕は『あの人』にお願いしたんだ。あの人は僕に……」

「誰を言ってるのか知らないけど、お喋りはもういいかな」

「……」



「今度こそ、さようなら。未来無(おさな)き霧の纒憑くん」


 憮然とするマトに纒憑は近づき、手を伸ばす。




「――マト、下がれ!!」



 月明かりに重なる影が現れると共に……



  《衅鋒 『氷銀劔(こがねつるぎ)』!!》


 紅氷の剣が二人の間に突き刺さる。


「ナト、兄?」

「っマト、小さくなって掴まれ!」

「……うんっ」

「チッ餓鬼ガ……!」


 * * *


「拓人はどうした!」

「拓人……そう、拓人にナト兄探してきてって言われたの! さっきのから逃げるのに高い所の部屋から飛び降りて、多分拓人、怪我してる……」

「やっぱりあそこから降りて出たのか……! どこにいる?」

「通路の屋根からなんか広い所の……ガラス扉のある所、あそこの柱の陰に隠れてるはず……!」


 見ると職員玄関だろうか、昇降口とは違う入口だろう場所をマトは指す。死角になっており柱の裏にいるのならわからないだろう。

「拓人! いるか!?」

 勢い良く飛び降り声をかけるとそこにはピヨ助がいた。


「梛莵!」

「ピヨ助? お前どこ行ってたんだ!」

「そんなのは後で聞く! 拓人が連れてかれたのじゃ!」

「はぁ!? 誰にだ!」

「わからぬ! じゃが鏡じゃ! 鏡に引っ張られたのじゃ!」

「鏡……?」

 そう言われ自分の姿を映した鏡を見る。


 そしてふと思い出す。

 先に拓人が消えた時、側には鏡があった。学校中の至る場所にあったいくつもの不自然な鏡。

 最初に纒憑が襲ってきた時も……側には鏡があった。


「まさか……鏡を使ってるのか……!」


 * * *


「ったぁ……」

「や、また会ったね」

 纒憑はにこやかに手を振る。

「なん、で……」

「赤毛の子や霧の子はなんか面倒くさそうだし、君を先にいただいた方が良さそうだと思ってね。それにさっき見た感じだと……今の自分の能力とも相性が良さそうだ」

「……」

「あはは、流石にこの高さ、下には通路屋根もない所だ。もう逃げられないでしょ?」


 横目で辺りを観察する。ここは立入禁止側の中央棟屋上。

 吹く冷たい潮風が身体を冷やした。

 振り向けば離れに広がる海。下を覗けば途中屋根もなく開けており、生身の人間が落ちたらひとたまりもないだろう。


「この校舎の造りの悪さを呪うんだね。まぁ、呪う事もなくおさらばだけど。今日は何度のお別れを言ったかな。そろそろ飽きたよ」

 余裕なのか欠伸をする相手。

 拓人は痛む足に力を入れ立ち上がると一か八かと鏡を召喚させ、人形達を自身の前へと引き出した。

「アリス、マリィ!」

「ふーん、最期の抵抗ってやつかな? はぁ……ゆっくり食事をさせてほしいよ全く」

 それで、その人形だけでどうするんだい?

 問われるもこれ以上の事は考えておらず冷や汗が伝う。

 そんな中鏡から様子を見た拓美は『あ、拓人! ってまたあんたなの!? もう、しつこいわね! ストーカーなのかしら!』と声を荒げる。

「君も、その子を守るとか言ってたけど何も出来ないんじゃないか。可哀想に」

 拓美は図星を突かれ何も言えなくなってしまう。


「拓美は十分守ってくれてるよ。こんな俺の側にいてくれるからね」

『拓人……』


「ふぅー、すぅ……はぁー……――相対(あいたい)刃金(はがね)よ……討ち断て――」



  《召喚改変 『断鋏双刀(だんきょうそうとう)操り人形(マリオネット)』!!》


 拓人は不可糸を器用に操り、人形達に鏡から鋏刀を取り出させ、纒憑に刃を向ける。


「俺だって……『紡ぐ』だけじゃない。断ってみせる、『管承者』として……!」


 * * *


 突然感じた覚えのある気配に立ち上がり方向を探る。

「屋上!」

 場所がわかり一歩踏み込もうとした時、足の力が抜け梛莵はその場に座り込んでしまう。

「ナト兄!」

 マトは慌てて人姿になり梛莵を支える。覗き込むと顔は蒼白く、冷や汗をかいていた。

「貧血か!」

「っ……問題ない、急がないと!」

「しかしっ」

「纒憑の討つ所なんてあいつわからないだろう……! それにさせられるか!」


「……核、でしょ」

「マト?」

 俯むくマトは続ける。

「心臓? それとも脳?」

「……身体に留まった状態であれば逃げ出す前に心臓を。そうでなければ魂核を手探りするしかない」

「なら取り押さえて、潰せばいいんだね?」


 なびく髪の隙間から覗く紅い眼光がこちらを捉え、梛莵は身構える。


「……消滅させるには術しか通用しない。纒憑同士は知らないけど」

 するとマトは「わかった」と言って霧に姿を変えると屋上へ向かっていった。

「おい、マト、待っ……! ったく! ピヨ助、行くぞ!」

「う、うむ!」


 * * *


「……ハァッ!」


 動きを少しでも鈍らせようと糸を引き纒憑の服を引こうとするも避けられてしまう。相手に糸は見えていないであろうが、自身の動きで何かしているのはバレてしまい拓人は苦虫を噛み潰す。

「ふーん召喚するだけじゃないんだね。動きを見た感じ、糸かな? なんだか厄介だけど面白い……ね!」

 人形を蹴り、床に叩きつける。

「マリィ!」

「結局、その大きい刀をただ振り回す事だけなら何も変わらないじゃないか。無駄な足掻きだよ、つまらない」




「――そう。ならまた僕の相手してよ」

 声の方を見ると髪で隠れ表情の読み取れないままのマトが佇んでいた。


「マト!」

「なんだ、逃げたんじゃないのかい?」

「君は鏡を通して映る場所、物を移動する……でしょ?」

 マトの発言に纒憑は目を見開き、笑う。

「ほぅ……それで? 自分の能力がわかった所で何が変わるのかな?」

「鏡になんて、映らせない。安心して、君も逃しはシナイカラ」

 紅月のような瞳は金色へと変わり、その眼光は纒憑を捉える。その挑発に乗るかのように纒憑は感情を昂ぶらせ口調も変わる。


「ハハッ! マタ目眩マシカ? 今度コソ貴様ノ魂ヲ喰ラッテヤロウジャナイカ……!」

「出来るものならしてみなよ。君は僕を喰らえやしない」


 マトはそう不敵に嗤う。


 * * *


「はぁっ、はぁっ……」

 うまく呼吸が出来ず息が上がる。

「梛莵、誰か呼ぶ事は出来ぬのか?」

「っ無理だろ、今何時だと……はぁ、思ってんだ……っ」

「じゃがその状態で征けば返り討ちに遭うが目に見えとるじゃろうが!」

「じゃあ見殺しに、しろってか?」

「そうは言っとらんじゃろう! 冷静にならんか!」

「……っお前だって何も出来ないんだから黙れよ!!」

「!」

「あ……ご、ごめん……」

「もうよい。勝手にせい」


 ピヨ助は梛莵から離れ、彼方へと飛び去っていく。


「ピヨ助……! はぁー……八つ当たりとか最低だろ……」


 * * *


冥闇(くらやみ)の声よ、貫け――」



  《『黒銀(くろがね)』》



 霧が凝華し刃となった鋼が纒憑に降りかかる。


「はは! 何だ、君も術を使えるのかい?」

「そんな事より生身の心配したら? 折角の身体、傷がついたら嫌でしょ?」

「ご心配なく。代わりは幾らでもある。ここは学校だよ?」




『拓人! 今のうちにここから離れるのよ!』

「で、でも……」

『マトは大丈夫よ! とにかく離れるの!』

「う、動けない……」

『え?』

「足痛いのもそうだけど……慣れないのに術を一気に使い過ぎたみたい」

 胸に手を当て呼吸を整える。

 上がる息、身体にうまく力が入らず震え、冷や汗も止まらない。

『嘘、怪我してるの!?』

「ごめん拓美、召喚解ける……」

 童輪の鏡の姿が段々と薄れる。

『ちょ、たく……』

「ごめん……」




「何故生者に手を貸すのか。理解できないな」

「死者とか生者とか知らないし。僕は僕、君の理解なんてどうでもいいよ」

「そうだね、君も役割を理解していないしね」

「ねぇさっきからさ、蹴るか避けるかしかしないけど。君は喧嘩吹っかけといて移動しかできないの? それで僕を食べようなんて笑えるね」

「おやおや呑気な口調はどこにいったのかな?」

「……僕怒ってるんだよね。そんなのもわからない?」

「へー! 何に怒ってるんだい?」

「何なの君、ここまで腹が立つのも久しぶりだよ」

「君に腹何てあるの?」と煽る。

「ほんっと君むっかつくー!! もー!!」

「あっはははっ! そうそうそれそれ!」

「〜っ!」

「はー……君はもう少し周りを見るんだね」

 一瞬死角になり、後を追う。

「しまっ、逃げ……!」


 そこに纒憑の姿はなく、歪な鏡が一枚。


「取り憑いてても、纒憑同士は触れられるんだよ? コンナ風ニ……ネ!」

「ぐっ? な、」

 鏡から伸びた手に掴まれ、引かれると別の場所へとほっぽり投げられる。

「じゃ、また後でね」

「この……! 面倒くさー!」

 纒憑の映る鏡に触れるも自分にはただの鏡。向かいに通れる訳もなく。


 * * *


「あは、どうしたの? 座り込んで。もしかして動けなくなっちゃった?」

「……っ」

「あらら……血迷ったの? そこから落ちたら死んじゃうよ?」


 拓人は扶壁に乗り上げゆっくりと立ち上がった。


「君が欲しいのは生きてる人の魂でしょ? 死んじゃったら困るのは君じゃない?」

「……あっはっは!」

 しかし纒憑は笑う。

「?」

「だったら瀕死状態で喰えばいい話だ。自らこちらに有利な条件にしようとしてくれるなんて、嬉しい限りだよ」


 大歓迎だ。


「でもそうか。最初からそうすればよかったね。術者だから少しでも弱らせて、と思ってたけどその方が手っ取り早い」


 ゆっくり。


「どうしてそんな簡単な事に気づかなかったんだろ。君のような扱いに慣れてない術者、警戒するまでも無かったや。こんな高さ、身を守る事できないでしょ」


 ゆっくりと、纒憑は拓人へと近づく。

「術も使えないか。絶体絶命ってやつだね」

「こ、来ないで」

「ここに来て怖くなっちゃった? 大丈夫、すぐに楽になるよ」


 纒憑は拓人の胸ぐらを掴み上げ――


「っ離し、て!」

「お望み通り、離してあげるよ」

「あ……」


「さようなら」


 潮風の吹く石地へと手は開かれる。



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