僕がサンタクロースになったお話。
僕がサンタクロースになったお話をしようと思う。
僕が子供の頃に育った国では、1年間ずっと季節は冬で
雪国の国だった。
だから、遊びも雪滑りに雪合戦や雪だるまなどなど
子供たちは寒さなんかヘッチャラなんだよ。
家の中では暖炉があって部屋中暖かいんだ。
お父さん、お母さんと僕に弟と愛犬のミューズ。
毎日幸せな日々を過ごしていたんだ。
お父さんは僕たち兄弟と休みの日はよく遊んでくれた。
大きくて優しくて強い父親だった。
だけどね...? その頃戦争が始まって大人の男性は
みんな戦争に駆り出されてしまった。
僕たちのお父さんも例外じゃない。
お父さんが戦争に行く日、僕にだけ言った言葉を忘れない。
『今日からお前がこの家の主だ! しっかりお母さんや弟をお前が
守れ! 強い男になれサンタ。』
僕は泣きだから頷いた。
それから、お母さんは僕たちの為に、働きに出かけた。
安い賃金で、毎日休むことなく朝から晩まで働き続けた。
僕も弟も中学生だった頃、お母さんは伝染病で亡くなった。
今度は、僕が高校に進学せず働くことにした。
弟にはちゃんと勉強して高校に行かせたかったからだ。
でもね? その頃あちこちの国々でパンデミックが起きていた。
伝染病だ! それでお母さんも亡くなった。
今度は弟まで......。
僕はお父さんとの約束を守れなかった。
お母さんも弟も僕は守ってあげれなかった。
僕は何十年も塞ぎ込んでしまった。
どれぐらいの月日が経ったのか......?
もう僕はいい歳のおじさんになっていた。
髪も伸び切って髭も伸び放題、カラダも大きい
中年オヤジになってしまった。
そんな時だった。
空から何かが舞い降りてきた。物凄い光を放っている。
僕が目をこすってよく見ると......?
『天使だ!』
そして、その天使が僕に言った。
『お前は、自分の人生を後悔していないか? もっとあぁしておけば良かった
こうしておけば後悔しなかったのにと......?』
『はい。』
『では、お前に役割を与えよう! お前は12月25日のクリスマスの日に
サンタクロースとしてたくさんの子供たちにプレゼントを渡す事。』
『サンタクロースですか?』
『そうだ! その為にお前にソリとトナカイを与えよう!』
『ありがとうございます。僕がんばります!』
『子供たちに夢を与えよ! それがお前のこれからの生きる希望なになり
英雄と呼ばれる者になる』
『はい、わかりました。頑張ります!』
そう言うと天使は、ソリとトナカイを3頭、サンタに与えた。
そして、この日から12月25日のクリスマスの日は、トナカイがソリを
引いてたくさんの子供たちの為にプレゼントを持ったサンタ? おやおや?
サンタクロースの誕生です。
『メリークリスマス!』
『サンタがサンタクロースになった日。おしまい。』
最後までお読みいただきありがとうございました。




