どうなったんだ?
気がつくと僕は学校の正門の近くにいた。
夢の中の僕はどうやら楽しんできたようだが、僕は気がついたらこの場所に移動していたためよく分からない。
前回の話のあと何があったかというと、突然夢がプツンと途切れて気がつけば皆が「楽しかったなぁ」などといっている状態にまで飛んでいたのだった。
(サボったのは午前中だけかよ…)
と内心で思ってみたはものの、生憎というか、当然というか夢の中の僕や友人には聞こえない。
とまあ話ながら学校の門を僕らはくぐった。
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おのおのが教室へ向かい、夢の中の僕も教室へと向かった。
教室の扉を開けると、それぞれが昼食を食べていた。
僕もいつも一緒に食べている友人のところで昼食を食べ始めた。
食べ終わり一息ついてるところに、担任の数学の教師が教室の扉を開けて入ってきた。
「みんな、いいかぁ」
男なのにあまりきつくない雰囲気の先生。
「自分の身長と同じ長さのマフラーを編んで、さっき決めたペアの奴とつなげろよぉ」
(あぁ…この夢は教師までおかしくするのか…)
教師の言ったことを気にせずペアを組み、つなげていくクラスメートたち。
(この先どうなるのだろう…というか、何にそんなに長いマフラーを使うのだろう…)
僕は「気になるなぁ」と思ったそのとき、急に頭の上で大きな音がした。
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(うるさいなぁ…)
目を開けると、そこは自分の部屋の布団の上だった。
(結局何にあのマフラー使うのか分からなかったなぁ…)
未だに頭上で鳴るアラームをとめて、僕は布団から出た。
結局何に使うのか分からず目が覚めてしまいました。