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階段の声

『階段の声』





大学生のカナは、家賃が安いことで選んだ古いアパートで一人暮らしを始めた。

 築50年というボロボロの建物で、夜になると風の音や木造の軋む音が妙に響く。


 ある夜、深夜2時過ぎ。カナは突然、階段から人の声がすることに気づいた。

 音楽を消して耳を澄ますと、どうやら子どもが遊んでいるような笑い声だ。


「この時間に子どもが?」


 気味が悪くなったカナは、スマホを手に取り、階段の方を見に行った。

 だが、誰もいない。ただ、階段の下の方から足音だけが遠ざかっていく。


 次の日も、その次の日も、同じ時間になると笑い声が聞こえた。

 そしてとうとうカナは、怖さを抑えてスマホで録音してみることにした。


 笑い声は確かに録音されていたが、それを聞き直した瞬間、背筋が凍った。

 録音にはこう聞こえていたのだ。


「遊ぼう、カナちゃん」


 



















解説


・『夜になると風の音や木造の軋む音が妙に響く』と、序盤にがあるが、

この木造という人物こそが物語の真犯人である!

 

 大団欒 木造、齢89歳、秘密結社『七曜会』の幹部にして、闇社会の住民である。

3歳にしてハーバード大学を卒業し、中央大法学部を中退するほどの学力を有し、

5歳にして原子力の理を解き明かして50歳にしてスコップ一本で小さな建築会社を設立した。

その間の45年間は知らない。何もしてなかったんじゃない?


・この物語の恐ろしさは、日常に潜む『七曜会』の暗躍だけではない。

後半部分に『背筋が凍った』とある。

なぜ、背筋が凍ったのか? 皆様はすでにご存じのはずである……

 そう。『アンベンドンの神風』がマイナス100℃で吹いたからである!

ここで序盤の伏線が回収される! 夜になると吹く風の音こそが『アンベンドンの神風』だったのだ!



 



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