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エッセイ3

私だけ泣いててみんな笑ってたあの日

作者: 七宝

 ってタイトルだと「産まれた時の話ねハイハイワロタワロタ何番煎じだよつまんねーよハゲ」って言われそうだけど、産まれた時の記憶なんてありませんから!


 5歳くらいの頃だったかな。

 家族でバローに買い物に行ったんですけど、そこにロッテリアが入ってたんで買って帰ろうってことになったんですね。ごめんなさい、嘘書いた。バローで買い物したんじゃなくて、バローに入ってるエイデン(今のエディオン)に行ってたんだ。


 んで、店内のロッテリアに向かってたんですけど、私だけ走ってたんですね「らうらうらうらうらうらうらうら!」って言いながら。子供ってなんでこうなんでしょうね。


 母は「おいコラてめぇ走んじゃねぇよ!」と叫び、父は「転ぶぞ〜」と言います。


 数秒後、ロッテリアの敷地に入った私は何かに(つまず)き、ものすごい勢いで前に転びました。両腕をピーンと伸ばし、手をパーに広げ、『ピッターン!』と大きな音を出して、盛大にコケました。


 その際、私の両親も、周りにいた客も、店員さんも、全員爆笑していました。


 私だけ泣いてました。全員が笑っているのに。

 自分だけ面白いものを見られなくて、仲間外れにされたような気がして泣いてしまったのです。


 私も見たかったなぁ。ピッターン⋯⋯

〜ここから関係ない話〜


私、スマホのキーボードは大事な入力以外はSimejiっていうアプリを使ってるんですけど、「つまず」まで打ったら、クラウド超変換っていう変換を提案してくる機能に「つまづいて」って表示されました。「つまずく」ですよSimejiさん!

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