電話でエアー
次の日。
あーよく寝た。
ぐっすり眠れた空は手を伸ばして大きな伸
びをしたのである。
その頃、修はやっと深い眠りについたので
ありました。
本日は、バイトが休みだ。
でも穂乃果ちゃんは、バイト。
なのでオレはお勉強。
あ〜頑張ったわー。
コテっ。
オレは布団に倒れた。
はぁ。
お布団最高!
そろそろ穂乃果ちゃんバイト終わったかな
ぁ。
と思った途端に穂乃果ちゃんから電話がか
かってきた。
うわー。
ナイスタイミング‼︎
って事ですぐさま電話に出るオレ。
「もしもし穂乃果ちゃん」
「はいです。もしかしたら空先生?ですのか
しら?」
「そうだよ!ってか間違えてオレに電話しち
ゃった?」
「いいえ、空先生に電話したのですよ」
「あぁ、ならよかった。」
「はいです。でももしかして空先生は、間違
えて出てしまいましたの?」
「ううん」
「ならよかったですの」
…うん。
よかった。
「バイト終わったの?」
「はいです‼︎みっちり教えて来ましたの」
「そっかー。おつかれさん」
「いえいえ、疲れてる暇はありませんの。こ
れから次の家庭教師に備えて復習です‼︎」
「穂乃果ちゃんは、偉いね」
「えっへんです」
「フッ、かわいい」
「いやんです♡キュンキュンしましたです」
えっ…
オレは穂乃果ちゃんのいやんです♡にキュ
ンキュンした。
「オレさ、今穂乃果ちゃんのいやんです♡に
キュンキュンしたよ」
「えっ⁈そんなんでキュンキュンしてくださ
るのですか⁇」
「うん。すっごくキュンキュンだよ」
「あー、それはビックリです」
そうか。
穂乃果ちゃんは、無自覚でオレをキュンキ
ュンさせてきたのか。
「あ、ねーねー穂乃果ちゃん」
「はいです」
「今度のデートは、なにしたい?」
「うーん…そうですねぇ。やっぱり学生と言
ったらおうちデートが一番だと思うのです。
なので空先生のお部屋に忍び足でおじゃま
したいですの」
と言った穂乃果ちゃん。
…オレのうちはいいけど、忍び足って。
「うん。じゃあうちで遊ぼっか。近くまで迎
えに行くね」
「わーいです。空先生のお部屋久しぶりです
の」
穂乃果ちゃんは、あんまりお金かからない
ように気を遣ってくれているのかもしれな
いな。
「じゃあ、明後日ね」
「えっ、もうお話終わりますの?」
「だって穂乃果ちゃんこれから家庭教師のや
つやるでしょ?邪魔しちゃ悪いかと思って
さ。」
「あー、空先生気を遣ってくださったのです
ね。それなら心配ご無用です。夜はこれか
ら長いのですから。」
「そっか、ならもう少し話そうか」
「はいです。やっぱり空先生が彼氏さんでよ
かったです。」
「フッ、ならよかった」
「いやんです♡」
えっ⁈
またいやんです♡でた。
キュンキューン
「今、なんでいやんです♡でた⁉︎」
「それは空先生がわたしの耳元でフッって言
うからですよ」
「えっ、それがいやんですポイント?」
「はいです。そのお声とてもキュンキュンな
のです。もはや着信音に設定したいです」
「いやー、それはちょっとなー」
「はいですね。じゃあ我慢いたします」
「うん。ごめんね」
「いえ、いいのです。本日二度もキュンキュ
ンいただきましたので。」
「ならよかった」
「はいです。あの、空先生」
「ん?何?」
「今からエアーハグとエアーキスいたしませ
んか?」
「おぉ、いいね。じゃあせーのでしよう」
「わかりましたの」
「「せーの」」
オレは穂乃果ちゃんに架空のエアーハグと
エアーキスをした。
…これ誰かに見られたら恥ずかしいな。
でも、穂乃果ちゃんとのエアースキンシッ
プ楽しいな。
と二人してエアーイチャイチャするのであ
りました。
続く。




