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理科のお勉強

 楽しそうに消しかすを集める穂乃果ちゃん。

 

 それから一生懸命一時間頑張って勉強をし

 た。

 

「よし!頑張ったね。今日はこれくらいにし

 ておこっか。」

「えっ、もう一時間ですか…。早いですね」

「うん!集中するとあっという間だね」

「はい、てっきりタイムスリップしたかと思

 いました」

 

 …えっ、そんなに。

 

「穂乃果ちゃんって面白いよね」

「はぁ、それはよく耳にします」

 耳にしますって…。

 直接聞いてないんか⁉︎

「くくくくくっ」

 思わず笑ってしまった。

「えっ、どうしますか⁇」

 

 どうしましたじゃないのか⁈

 

「そこ、普通どうしましたじゃない?」

 笑いを堪えて話すと

「いや、急にくくくく言い出すから魔法を解

 かないとと思いまして」

「えっ、魔法使い?」

「いえ、召使いみたいなものです」

「じゃあ、だめじゃん。やっぱおもしれー」

「アハハハ、なんだかわたしもつられて笑っ

 てしまいました。」

 

 そして二人して笑った。

 

 あー、楽しかった。

 穂乃果ちゃんほんっと面白ー。

 

 あー、穂乃果ちゃんとの接点ができてよか

 った。

 

 そして帰ろうとしたら視線…

 窓に穂乃果ちゃん。


 手を振ろうとしたらまたしゃがんだ…と思

 いきやすーっとゆーっくり手だけがまたヒ

 ラヒラとしていた。

 

 さっきまで同じ部屋に居たのに。

 面白!

 

 

 

 そしてまた家庭教師の日

 

「今日は、理科ね」

「はい!どんな感じでいけばいいですか?」

「どんな感じって言われても…ま、とりあえ

 ず落ち着いて取り組めば大丈夫だよ」

「落ち着いて…ですね。はいさ」

 

 …少しはいさが気になったけど勉強開始

 

「じゃあ、元素記号とかやろうか。」

「はい‼︎わたし得意気です」

 

 得意気って…

 得意でいいのに。

 

 それから穂乃果ちゃんは、元素記号を得意

 気に答えた。

 

 うんうん。これは大丈夫かな。

 じゃあ、微生物。

 

「これはなんだかわかる?」

 オレはアオミドロを指差した。

「うーん。小人さんの魔法の杖でしょうか」

「違うなー…、アから始まるよ」

「ア…アから始まる杖ですか…」

「いやいや、杖関係ないし」

「えっ、綺麗なグリーンの縦長だったのでつ

 い…」

 …そうか。

 

「あっ、思い出しました。あおミー、ドロン

 ドロン」

 

 …だれよ。あおミー。しかもドロンドロン

 って。

 

「惜しい。アオミドロね」

「あー、これが噂のー」

「うん。」

 どこで噂されてるんだろうか…

 

「じゃあ、これは?」

「これは簡単です。ジミーです」

 ジ…ジミーって。

 

「惜しい」

「あー…ビリーでした。」

 いやいや…ならジミーのほうが近かったな。

 

「ミジンコね」

「あぁ、なるほどです。このコあんまりかわ

 いいからわたしシャツ持っていたのに。も

 う申し訳なくて外に着ていけません」

 …ミジンコシャツなんてあるのか。

 すごいな。

 

「じゃあ、最後はコレ」

「あぁ、わかります。履物ですね。下駄虫」

「下駄じゃないんだなー」

「靴下?」

 あー…また離れていく。

「ゾウリムシだよ」

「なるほどです。でもとにかく足に履くもの

 としては、大当たりの部類でしたね。あっ

 ぱれです。」

「…うん」

 ですかね…。

 

 あっぱれか⁉︎

 

「じゃあ、明日は社会やろうね!歴史と地理

 どっちがいい?」

「うーん。迷い迷子です」

「そこまで迷わなくていいよ!」

「では、新婚旅行のためにも地理で‼︎」

「新婚旅行?」

「はい!やっぱり新婚旅行は、海外をしらな

 いとです!」

「あー…ま、そうだね。」

 

 新婚旅行…か。

 

 穂乃果ちゃん彼氏いないみたいだけど、好

 きな人…いるのかな。

 

 後でそれとなく聞いてみようかな。

 

 続く。

 

 

 

 

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