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夏休みの計画

 穂乃果ちゃんは、虫が苦手なようだ。

 

 かわいいな。

 

 そんな穂乃果ちゃんをとても愛おしく思う

 空。

 

 夏休みは、たぁ〜くさんイチャイチャした

 いなぁ♡なんて今からウハウハなのであり

 ました。

 

 おいおい。穂乃果ちゃんは、受験生だ!

 ちゃんとしろ‼︎と小人たちは抗議した。

 しかし‼︎空は穂乃果先生の特別授業を思い

 出してウハウハ妄想を暴走しているのであ

 りました。

 

 あ、そうだ‼︎

 空はひらめいた。

 

 夏休みなんだから特別授業しなきゃと。

 

 

 早速家庭教師の日

 

「穂乃果ちゃん、夏休みなんだけどさ」

「はい‼︎お祭りですね‼︎行きたいです!もち

 ろん空先生と‼︎」

 

 あっ、お祭り…

 うん‼︎オレも行きたいに決まってる‼︎

 

「そうだよね‼︎お祭り‼︎行こうねぇ♡」

「はぁ〜い♡」

 

 チュ〜。

 

 …おい‼︎バカップル‼︎まず勉強だ‼︎

 

 ハッ⁉︎

 珍しく空が小人に反応した。

 

 そうだ!勉強‼︎

 

「穂乃果ちゃん。」

「はい?」

「夏休みいつもより少し多く曜日増やして勉

 強する?」

「え、いいのですか?先生よっぽどお暇です

 の?」

 …うん

 まあね…。

 

「そうだね。どっちかって言うと暇かな」

「なるほどです。暇なんですか。実は、わた

 し…」

「うん。」

 …なんか予定あるのかな。

 なんて思ったら、

「同じく暇でございますの」

 って答えが返ってきた。

 …なるほど。

 

 ということで夏休み特別授業を追加する事

 にした。

 

 カレンダーを見ながら曜日と時間を仲良く

 決めていた。

 

 ん?

 穂乃果ちゃんの手帳は、結構予定があるみ

 たいだ。

 

「ねー、穂乃果ちゃん。」

「はいです」

「手帳さ、予定びっしりじゃない?大丈夫な

 の?」

「あー、これですの?」

 手帳をよく見せてくれた穂乃果ちゃん。

 

 …あ、よくみたらなんか…オムライスとか

 唐揚げとかカレーって書いてある…。

 

「えと、これは…」

「これはこの日に食べる予定の献立ですの」

 えっへん的な顔をする穂乃果ちゃん。

 

 あー、修が前に言ってたな。

 穂乃果は、食い意地が半端ないって。

 

「そっか。穂乃果ちゃん食べることが好きな

 んだね」

「はい。大好きですの。」

「うん!たくさん食べるのはいい事だと思う

 よ」

「ならば、食べてもいいのです?」

「うん!たくさん食べなよ。」

 ダイエットとかしなくても穂乃果ちゃんは、

 全然いいスタイルをしている。

 でも、やっぱり体重とか気にしてるのかな。

 

「ならば、早速いただきますです」

 

 カプリ

 

 ⁉︎えーっ?

 

 お耳パクリされた。

 

 …そっち⁉︎

 

「もー、穂乃果ちゃん。それはたくさん食べ

 たらダメ!」


 ほんとは嬉しいけど…

 危ない。

 いろんな意味で…。

 

「そうですの?」

「うん。そうですのよ!でも、少しならたま

 に食べてもいいよ。だからオレも食べさせ

 て」

 

 パクリ。

 

「あっ…先生…」

「おいしい」

 ふふ♡

 

 なんてイチャつく二人なのでありました。

 

 これは夏休みがおもいやられるな…。

 小人たちは、そう確信したのでありました。

 

 

 しかし、夏の前に梅雨がやってくる

 

 ジメジメとした蒸し暑い日があったかと思

 うと寒い雨だったり。

 これじゃ風邪ひいちまうよ。

 教室の外を見ながら雨やまないかなぁ…

 なんて思っていたら修が、

「おー、空。今日穂乃果さ、軽い風邪の症状

 があるから家庭教師お休みしますだって」

 と伝えてきた。

 

「えっ、穂乃果ちゃん大丈夫なの?」

「うん。くしゃみがとまらないだけなんだけ

 ど、先生にうつしたら悪いからってさ」

「あー、そっか…わかった」

「ういー」

 そう伝えると修は、席に着いた。

 

「修、そこオレの席」

「あー、マジか」

 

 修は、よくオレの席に座る。

 なぜってオレの席の隣のあやめちゃんが修

 のお目当ての人だから。

 

「あはは。修くん面白いね」

「いや、こいつは、ただのアホだ」

「なんだとー」

 修になんだかわからない技をかけられた。

 

「いーなー。」

 なんてあやめちゃんが言った。

 

 えっ⁉︎

 あやめちゃん、そういう系好きなんだ。

 

 なんて勝手に空はまた決めつけるのであり

 ました。

 

「おい、修!」

「ん?」

「あやめちゃんにも技かけてやれよ」

「はぁ⁉︎んな事できっかよ」

「えっ、やってー‼︎」

 そんな会話を聞いていたあやめちゃんが会

 話に参戦してきた。

 

「ほら‼︎」

 

 半ば強引に空は修をあやめちゃんの方にグ

 イって押した。

 

 さすがに力を入れる訳にはいかない修…。

 

 しかも技なんてどうすりゃあいい⁉︎って頭

 真っ白になり…

 

 ただただバックハグになってしまったので

 ある。

 

「おい、修…朝からイチャつくなよ〜」

 なんて通りすがりの男子に言われるのであ

 りました。

 

 

 続く。


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