同棲するために
穂乃果ちゃんとの同棲の前に色々決めてお
こう‼︎
ということで、作戦会議が開催された。
何の作戦と思ったりもしたがまぁいいだろ
う。
で、まずは…
「空先生は、朝食ご飯派ですか?それとも昼
食派ですか?」
ん⁉︎
なんか今の質問おかしくない?
「ご飯派か、パン派かってこと?」
「えぇ、そうです」
穂乃果ちゃんしれっと間違ったけど気づい
てないっぽいな。
…ま、そこはスルーしてあげよう。
「オレは、ご飯派かなー。」
「オッケーですの。わたしも実は大きい声じ
ゃ言えませんがご飯派ですっ」
と小声で教えてくれた。
…そこは、べつに秘密にしなくても…。
「あと、布団は敷く派ですか?畳む派ですか
ね?」
ん?
「えと…どういうことだろう…?」
床寝ってこと?
それともベッドってことか?
「敷くのが好きか、畳むのが好きかです」
「あー、なら畳む方が好きかなー」
「ほうほう。わかりました。なら空先生は、
お布団畳む専属のお方でお願いしてもよろ
しいですか?」
「いいけど、穂乃果ちゃんそれでいいの?」
「はいです!」
「ご飯とかは、どうしようっか?オレバイト
ない日とか作るから作れる人が作るにする
?」
「はいですね。どちらも忙しいときは、それ
ぞれ各自でそこら辺の隅で食べるで大丈夫
でしょうか?」
「うん。そうしよう」
…そこら辺って。
あとは、ゴミの日とかかなー。
「ゴミ当番は、どうする?」
「そうですねー。やっぱりゴミはゴミ箱に捨
てましょうよ」
…うん。
そりゃそうだよ。
「外に捨てにいく人」
「あー、わかりやすいように一か月交代なん
てどうです?もういっちょ!というならば、
一年交代でもいいですよ?さらに⁈なんて
おっしゃるならば、五年に一度…いや、百
年に一度」
百年に一度って…
なら、順番回ってこないかもじゃない?
「じゃあ、一か月交代にしない?」
「はい!そう致します。」
…あとは。
「寝るところどういたします?テントかキャ
ンピングカー」
「いやいや、アパートで寝ようよ」
「あぁ、そうですね」
「あと、なんかあるかなー?」
「細かいことでいうと、食べた後のお箸さげ
たり、トイレから出たらドア閉める人とか
ですかねー」
「そこは、自分でしようよ」
「あー、なるほどです」
…
「あっ、あと、お風呂が沸きましたっていう
のはどちらがやります⁇」
「それは、お風呂が言ってくれるかなー」
「おぉ、賢いですねっ」
「うん…ね」
「では、ただいまとかおはようなんて言葉も
言ってくださいますかね⁈」
「それは…言わないかなー。」
「あー…、ならそこは分担制で」
「うん…」
「それと、ご近所さんに愛想振りまく人と威
嚇する人は、どちらがよろしいです?」
「えっ、威嚇⁈」
「縄張り争いとかありません?」
「あー、それ猫とかね」
「あっ、そうでしたか。ならよかったです。
わたし威嚇の方になってしまったらどうし
ようかと思っていたので」
「うん。そうだね」
「あ!あとイカ派です?タコ派です?」
「あー、どっちも好きかなー」
「えっ、二股⁈」
「それは…二股じゃなくない?」
「なら、よかったです。わたしもどちらも大
好きなので。」
「そっか。じゃあさ、オレは?」
「えっ…もちろんダァいすきですよ♡」
「オレも大好きだよー♡」
と、イチャイチャしながらくだらないこと
が入り混じった同棲の決まりができていく
のでありました。
続く。




