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レイドボス、アイドルになる  作者: こくそ
メインストーリー
6/40

06 冥門海峡に架ける虹

挿絵(By みてみん)

クモリは〈天泣ノ蒼龍(レイン)〉の背に乗って、〈ヨミジ島〉上空を風切っていた。

地球でいう淡路島にあたるエリアだ。

ドラゴンというのは恐ろしいもので、ミナミから馬で行こうと思えば2日、3日はかかるであろうこの距離も、飛べば三十分とかからなかった。

天気は快晴。

北斗七星のよく見える夜であった。

〈星詠み〉ならはたしてこの空をどう詠むか、とクモリは思案した。

〈星詠み〉とは、〈弧状列島ヤマト〉における聖職の一つだ。

星の動きをとらえ、国家の行く末を明察する彼らは、神聖性をもって広く大地人から崇拝されてきた。

かつてヤマトを統一した〈ウェストランデ皇王朝〉では、国家繁栄の秘術〈久爾永(くにえ)の儀〉などの国家祭祀を執り行っていたという。

現在でも儀式の主宰者として、大地人貴族の多くが専属の星詠みを抱えている。

〈星詠み〉の宗主たる〈斎宮家〉と深い関係にある〈執政公爵家〉も当然、多数の〈星詠み〉を付き従えている。

今回クモリが任されたのは、その〈星詠み〉の救出任務だ。


挿絵(By みてみん)


「高い!恐い!もう限界!クモリさん!冥門海峡まであとどのくらい!?」


「自分の目で確かめてくれ」


クモリは自分の背中にピッタリとしがみついてわめくタイヨウに言った。

上空五百メートル。

おせじにも乗り心地が良いとはいえないレインの背中であるが、真下の山々をあっという間に飛び越えていく様は実に爽快だった。

しかし後ろに乗るタイヨウにとってはそれどころでなく、落下しないように必死だった。


「ムリムリ助けて!」


「どうせ落下したって平気だろう?」


クモリは皮肉混じりに言った。


「平気じゃない!落ちたらイタいし!死ぬし!」


タイヨウは首をブンブンと左右に振った。

クモリは、彼女の同行を許可したことを後悔していた。

今回の任務は本来、レインと二人で行く予定だったのだ。

亞辨皇(あべんのう)ファルカスの新塔〉での任務依頼の時に、もっときつくレインに口止めしておけばよかった。

そうすれば〈冒険者(タイヨウ)〉が勝手についてくることもなかったのだ。

「ちょうど心を入れ替えて、人助けに専念したいと思ってたの」とはタイヨウの弁だが、その当の本人が「助けて!」などと叫ぶようではどうしようもない。

タイヨウの叫び声と巻きつきはどんどんきつくなっていった。

クモリはあんまり苦しいので、両手でもって、タイヨウの手をほどこうとした。

しかしビクとも動かない。

まるで太い枝に巻き付かれているような感触だった。

クモリのレベルは五十四。

大地人としては極めて高レベルにあるといえど、レベル九十二のタイヨウと比べると、歴然とした差があった。

この強靱な体躯に加え、尋常ならざる知性に、不滅の魂。

冒険者は、音に聞く限り"英雄"そのものだ。

子どもの頃は大人たちから彼らの冒険譚を聞いては、あこがれを加速させたものである。

しかしいざ成人して、本物の冒険者と共に〈任務〉(クエスト)をするようになると、その憧憬(どうけい)は見事に打ち砕かれてしまった。

やれ暗闇が怖いだの、

虫が気持ち悪いだの、

風呂に入りたいだの、

味のある料理が食べたいだの、

定時なんで帰っていいですかだの、

残業代よこせだの、

民衆を守護する武人としての誇りが微塵もないのだ。

どこか遊び感覚というか、浮ついているというか。

それでいて、あざやかに魔物を倒したり、姫を救ったりと、結果だけ見れば輝かしいのだから、いじらしい。

公爵様が冒険者を優遇するのも、うなずける話だ。

タイヨウ殿だって、まぁ、腐っても冒険者。

連れて行って損することはないだろう。

報酬も必要ないと言ってたわけだし。


「おいレイン!あそこに降りてくれ!」


クモリはそう言うと〈ノロシ玉〉を投擲(とうてき)した。

玉は〈ヨミジ島〉南端にある山の頂上に落ちると、モクモクと白煙を上げ始めた。



三人が着陸した山頂には、欄干(らんかん)に囲まれた四角い鉄製の台がポツンと打ち捨てられていた。

かつては展望台として利用されていたのだろう。

クモリは台に乗って、目の前に広がる海を眺めた。

今いる山のふもとにあたる〈ヨミジ島〉の南端から、地球でいう四国にあたる〈フォーランド公爵領〉まで鉄橋が続いている。

あの鉄橋エリアこそが今回の難所〈冥門海峡〉だ。

魑魅魍魎が跋扈する、ヤマトきっての魔境〈フォーランド公爵領〉。

その入口となるエリアだが、入らせる気はまったく感じられない。

鉄橋には巨大な〈閻魔大王イカ〉がからみついていた。

このイカが、侵入者を渦潮にたたき込んでくるのである。

ヤマトでも数少ない、レギオンレイドランクのエネミー。

高さ百メートルを超える鉄橋に匹敵する巨体。

地獄の業火をまとい、十本の足をグニャグニャと動かしている。

その大きさたるや、イカの焼けた匂いがここまで届き、クモリの鼻をくすぐった。

イカの周りには大小黒い影が取り巻いていた。

影から推察するに、

〈雷の鳥〉

〈紫苑宮の鵺〉

〈金竜シュテイガー〉

〈時計仕掛けの電磁防衛亀〉

〈音速海坊主〉

〈霧の浮遊要塞〉

〈とろける赤き光〉

etc.

いずれも列島各地を支配している、伝説の生物(レイドエネミー)だ。

もっとも自我を持ち合わせていない模造品(コンパチ)なのだが。

体色も本来とは異なり、みな一様に白い。

ただただ海峡を渡航し、あるいは浮遊し、侵入者を渦潮にたたき込む、防衛システムといったところだろう。

海面のところどころにある巨大な渦潮の中心には、ご丁寧に〈妖精の輪〉が置かれており、つかまれば世界のどこかにワープさせられてしまう。

この過剰な防衛線を突破しなければ、〈模倣の宮殿〉に捕らわれた〈星詠み〉を救えないわけだが、クモリに不安はなかった。

こちらにはレインがいる。


「タイヨウ!これ何だ!?」


レインの声だった。

クモリが振り向くと、彼女は台のそばに置かれた大きなタマネギ型のオブジェに乗っかっていた。


「"#ぶっ玉ネギ"って書いてある。あれじゃない?インスタ映えスポット」


タイヨウはオブジェのたもとのネームプレートを見て、言った。


「インスタ映え?」


「これと一緒に写真を撮って、インスタとかに上げると、映えるから"いいね"してもらえるのよ」


クモリはタイヨウの説明をさっぱり理解できなかった。

冒険者は時たまよく分からない用語を口にする。

レインも同じ気持ちらしく、眉をひそめていた。

タイヨウはクモリのもとに駆け寄ると、〈思い出の水晶玉〉をねだった。

カメラに相当するアイテムである。

わけもわからず手渡すと、タイヨウはレインとタマネギを撮影し、レインに写したものを見せた。


「ほら、こうやって、旅行の記念として残すの」


「おお!我が写ってる!よしみんなで集まって撮ろう!」


クモリはタイヨウに近づき、水晶玉を取り上げると、映像を消去し、忍び装束の中にしまい込んだ。


「旅行に来たんじゃない。人を救いに来たんだ。まじめにやれ」


「はい……」


「は〜い」


三人は展望台の上に集まり、〈冥門海峡〉を望んだ。


「今回の救出対象は〈星詠み〉一人、付き人一人。ともに大地人だ。二人とも〈冥門海峡〉の向こうに建つ〈模倣の宮殿〉、その最深部の宝物庫に閉じ込められている。一種のセーフゾーンになっているようで、モンスターが進入してくる気配はないそうだ。ただ問題として、宮殿にたどりつくには〈冥門海峡〉を越える必要があるわけだがーー」


クモリの説明をレインが遮った。


「なんで救いに行くんだ?閉じこめられたなら、一回死ねばいい。それでミナミに帰れるだろう?」


この発言にクモリはギョッとした。

大地人は死んだら、蘇らない。

レインにはそうした常識が欠けているようだった。

クモリが改めてその旨を説明をすると、レインは納得したようで、


「大地人は不便なのだな」


と一言つぶやいた。

任務から帰ったら、このモンスターに道徳心をたたき込む教育係をつけよう、とクモリは決心した。

こんなのが外をウロウロしていたら、危なくてしょうがない。

私が見つけていなければどうなっていたことだろうか。

クモリはそう思いつつ、説明を再開した。


「私だって大地人だ。死んだらそれで終わりなんだ。無論、死ぬ覚悟は常にできているが、だからといって無為に死にたくはない。しかるにこのまま〈冥門海峡〉に突っ込めば、レイドボスどもの餌食になってしまう。そこでレインの力を借りたいというわけだ」


「つまり我にどうしろと?」


「あのレイドボスたちを〈黄ノ雨〉で一掃して欲しい」


「なるほどたやすい!」


そう言うとレインはさっそくバンザイのポーズをして、静止した。


「…………」


「…………」


「…………」


「…………?」


「さぁはやく!」


「はやく?」


「はやく雲を出してくれ!」


「雲?」


「雲がなければ詠唱できないぞ。雨を降らせられないじゃないか」


「我々に雲を出せと?」


「そう!」


「……タイヨウ殿、頼んだ」


「ムリに決まってんじゃん。天候操作魔法は専門外。クモリさんは?」


「できない」


「なに?じゃあ〈雨〉を降らせるのはムリだぞ」


想定外の事態だった。

イズモ地方の〈龍〉なんだから、雲くらい自分で出せるとクモリは思っていたのである。

雲はこちらで用意しなければならないとは……。

仕方がないので代替案をクモリは考えることにした。

三十秒ほど思案した結果、下記の通り三案を思いついた。

案㈰:レイン単独で救出に行かせる

   →却下。モンスターに大地人救出を任せきるなど言語道断

案㈪:レイン+タイヨウで救出に行かせる

   →却下。タイヨウのことをまだ信頼していない

案㈫:三人全員で向かう

   →私がレイドボスに食われる危険はあるが、やむなし


「このまま三人で突っ切るぞ」


クモリはタイヨウとレインに言った。


「いや危険でしょ。私が行くし、いいよ」


タイヨウはそう言うと、任務依頼書をレインから借りて、内容を確かめ始めた。


「ダメだ。これは〈執政公爵家〉から私に依頼された任務なんだ。同行する義務がある」


レインが言った。


「でも巨大イカに食べられちゃうよ?」


タイヨウが反論する。


「もとより死は覚悟の上だ。まぁ、万が一食べられても秘策を用意してある」


総員突撃を決行したいクモリと、それを無謀と断じるタイヨウとの舌戦が続く。

タマネギオブジェの上に座り、その光景を黙って眺めていたレインが、突然声を上げた。


「名案を思いついたぞ!」


二人は"名案"という言葉に反応し、一瞬口を閉じた。

しかし発案者がレインであることを確認すると、口論を再開した。

レインはおもむろに手を合わせ、龍化の詠唱を始めた。

〈龍〉となって高く飛び上がると、宙返りをして、展望台に突進し、鼻先をチョイと器用に使って、二人を蹴り上げる。

クモリとタイヨウは空中に投げ出された。

レインは再び宙返りをし、彼女たちの方へ飛んで行くと、そのままパクッとくわえてしまった。



クモリは、レインについての認識を改めねばならないと感じた。

子どもとあなどっていたが、案外、頭はまわる。

いまいちバカっぽいのは、声がでかいから、そして人としての知識と倫理観が欠如しているからだ。

そこさえ直してやればよい。

レインの口の中で、クモリはそう感心していた。


「どこが名案よ……ぐぇぇ……べしょべしょ……」


となりで唾液まみれになっているタイヨウが、うめいた。


「名案じゃないか。こうやって巨龍(レイン)口の中に隠れて進めば、外のモンスターたちに気づかれずに進むことができる。多少の汚さは我慢しろ」


「こんな姿、ファンのみんなには見せられない……」


たしかに洒脱さには欠ける策だが、周囲のレイドボスから攻撃を受けている様子はない。

クモリの想定通り、レインはレイドボスたちから仲間と認識されているようだ。

二人は安全で不快な暗闇の中、ジッと到着を待ち続けた。


「到着まだぁ?クモリさん」


「知らん。レインに聞いたらどうだ?」


「まだぁ?レイン」


すると、レインの腹からグゥと音が鳴った。


「おなかで返事しないで!」


ぜんざいの時といい、食い意地の張った龍だと、クモリはあきれた。

同時に一抹の不安もよぎった。


「タイヨウ殿、一つ聞きたい。レインは、イカを食べるか?」


「なに突然?」


「いいから」


「イズモの祭りの時に食べてたけど。本人は結構気に入ってたわね……なんで?」


するとレインの口が突然、ゆっくりと開き始めた。

口の外には、燃えさかるイカの姿があった。

非常に、香ばしいにおいがする。

レインの上アゴから、大量の唾液がしたたり落ちてきた。


「まって、それダメ!食べちゃダメ!レイン!!」


タイヨウの懇願を聞いたのか、レインは名残惜しそうに、ゆっくりとその口を閉じた。

二人が安堵したのもつかの間、今度は唾液の海に閉じこめられてしまった。

クモリもこれは流石にまずいと思い、レインの巨大な舌をつねって危機を知らせようとした。

レインに伝わったのであろう。

彼女は口の中の唾液をひと飲みした。

だがそれは、口の中にいる二人もついでに飲み込むことを意味していた。

彼女たちは、レインの胃まで押し流されてしまった。



さすがに龍だけあり、レインの胃は大きく、少女二人が入るスペースとしては十分だった。

しかし入口にあたる噴門部分はかたく閉じており、足下には透明な液体がうっすらたまっていた。

クモリの草鞋からは白煙が上がっている。

ステータスを確認すると、HPが徐々に目減りしていた。


「どうしよう!消化されちゃう!」


「名案だと思ったんだが……食いしん坊なことを想定に入れてなかった」


「さっきから想定外ばっかりじゃん!」


「まぁいいさ。脱出するぞ」


クモリはそう言ってふところから玉を取り出し、胃壁に投げつけた。

玉はボンッと軽く爆発し、胃に白い煙が充満する。


「なにこの煙?」


「特製〈虹玉(にじたま)〉だ。さっき言っただろ?秘策があるって」


「虹?どういう効果?…………!」


すると、タイヨウの口からは、虹が架かった。


「先に伝えておくべきだったな。……!」


レインの胃の中で二筋の虹が架かった後、胃壁が痙攣を始めた。


「ハッ、ハァ……!てか……これヤバくない?そのまま外に放り出されるんじゃ……」


「ケホッ!たしかにな……」


「ちょ……」


胃の中に、七色の濁流が流れ込んだ。

あずき色、みかん色、たまご色、もも色、こむぎ色、チョコレート色、ミルク色……。

豊かな色彩を放つ波は、二人を口の方へと押し流していった。

クモリは息を潜め、ただただ激流に身を任せる。

突如、ふわりとした浮遊間に襲われ、間もなくボチャンという音とともに、クモリの身体は大海に投げ出された。

彼女はあわてることなく身体を丸め、息を潜めた。

そうして浮き上がるタイミングを待ち、ようやく冷たい外気を背中に感じたクモリは、海面から顔を出し、タイヨウを探した。


「どこだ!タイヨウ殿!」


返事はなかった。

あたりを見回しても彼女の影は見えない。

クモリは〈暗視玉〉を服用し、〈水中活動の巻物〉をくわえると、海中へと潜った。

アイテム効果により、夜の海でも昼間同様に目が利く。

おかげでタイヨウもすぐに見つけることができた。

やっかいなことに、彼女は〈閻魔大王イカ〉に捕らえられていた。

炎をまとった足が、身体に巻き付いている。

助けようにも、レイドボスをひるませるほどの手段をクモリは持っていない。

タイヨウは見る限り息も絶え絶え、ぐったりとして動く様子も見られない。

助けるべきか、見捨てるべきか。

…………。


見捨てよう。


クモリは決断した。

どうせ死んだところで、冒険者だ。

少し記憶を失って、また生き返る。

奴らの命に、大地人である私が命をかけるほどの重さはない。

恨むなら恨め。

クモリはそう思い、水面へと浮上すると、首を上げた。

空にはウロウロと飛び回るレインの姿があった。

彼女は〈ノロシ玉〉を放り投げ、自分の居所を知らせた。

レインがこちらに向かってくるを確認すると、手製の〈鷹の爪(フックロープ)〉を手に装着し、射出、フックはレインの角に巻き付く。

クモリはようやく海から引き上がることに成功した。


「レイン!聞こえてるか!?今すぐ全力で海峡から離脱しろ!」


クモリの叫びに反応するように、海から十の水柱が噴水めいて噴き上がった。

水柱はすぐさま蒸発し、中から燃える"足"が現れた。

〈閻魔大王イカ〉がクモリの存在に気づいたのであろう。

十の足すべてが彼女めがけて伸びていく。

レインはスピードを上げながら、迫り来る足を"S"字に蛇行し、避けて、避けて、避けた。

クモリはただひたすら振り落とされまいとロープをしっかりと握るのみであった。

一直線に駆け抜ければよいものを、何か狙いがあるか、レインはその場を飛び回り続けた。


「おいレイン!早く海峡から離脱を!……タイヨウか!あいつははもう、見捨てろ!」


クモリの存在を捉えた他のレイドボスたちも、集まってきた。

炎が、氷が、殴打が、光線が一斉にクモリめがけて襲い来る。

レインは橋の下を猛烈な速度でくぐり、回避した。

攻撃の大部分は橋桁に直撃し、鉄橋は耐えきれず横倒しとなった。


「どうした!?はやく!」


レインは炎上するイカゲソの一つに突進した。

そしてパクッと噛みつき、引きちぎった。

イカはけたたましい悲鳴を上げて足を狂ったように振り回した。

レインは冷静に足を避けながら、〈模倣の宮殿〉を目指して、一目散に海峡を後にした。

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