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異世界転生~ガチャ次第~  作者: ベルべべべ
7/25

アイテム収集

コンプリートボーナスに、興奮していたが

知らぬ間に寝ていた俺は


夜が明けて優しく起こされる。


「おはよう、ケイ」

「そして、一歳おめでとう」


二人が微笑ましくみつめてくるとなんだがむず痒い。


「さて、一歳になったんだ今年は恩恵があるから、私達はプレゼントを渡せないが神様からプレゼントがあるはずだ」


そう言いながら父が身支度を始める


「メアリー、俺のコートどこだったかな?」 


「もう、エルったら昨日、ここに掛けてたじゃない」


「そうだったすまない、教会にはやくいかないと間に合わないな」


「教会なんて徒歩5分よどんなに遅くたってすぐ着くわよ」


「そ、そうか、俺はケイを連れて先に出てるぞ」


「わかったわ、すぐに行くから待ってて」


あわただしく二人が準備をして教会へと赴く


すると


「やぁ!ニルマーシュ家のお二方、いつも新鮮な野菜や肉をありがとう」


さて、今日はどういった…といった所で俺に気付く


「おおお、ケイ君が一歳になったのかこれはめでたい!ニルマーシュ商店の先も安泰ですな」


ホッホッと笑うと、俺を抱き教壇へ向かう


「では早速始めるかな、商店が閉まっていては皆が困るからね」とお茶目にウィンクすると


「神よこの子に祝福を」


すると二人もサッと祈りを捧げる


すると一瞬まばゆい光に包まれると俺の意識だけが光の渦へ引き込まれる。


「やぁ、初めまして神だよケイ君」


まばゆい光の渦を抜けた瞬間にラフに話しかけるおっさんの声がする。


「おっさんとは心外だな、こうみえてまだ1268万歳だよ地球とかに比べるとまだまだ若いと思うけどね~」

と言うと少し頬を膨らませる


「あー、まぁそんなことより祝福か」


えーと…と言うと机の上に並べられた書類をペラペラとめくり

「元、地球生まれの屋台セットでこっちにか…」


などとぶつぶつ言うと、サッとこちらを見て


「キミ、使い方次第だけどチート能力のガチャ特典あるねー地球の神様がかなり奮発したみたい…んーこちらでも強力なのあげると釣り合い取れないからこれあげるよ」


そう言うと俺に近付き額に手をかざす


祝福

【アイテムの具現化】


職業

【アイテムエンチャンター】


なんだこれ、アイテムの具現化?これはどういった効果なんだ…


「あーそれはね、アイテムの名前通りの効果が発現する能力、つまりドラゴンキラーならドラゴンに特効を持つとかかな?まぁ本来も付いてるからあんまり意味無いんだけど」


と言って笑う


「エンチャンターはアイテムの鑑定やアイテムに能力を付与出来る職業なんだ。例えばさっきのドラゴンキラーにポーションの効果を付与すると、敵が回復する…なんてね」


と言ってまた笑うと


「まぁ、全ては使い方次第さ合成や強化も色々出来るから試してみてよ」


と言うと俺の体を後ろに突き飛ばす。


「まぁ、このリュークの世界で加護があらんことを」


後ろに落下する感覚が強くなり、ああああと声を出そうとした所で司祭の腕に戻った。


「おおお、この子の祝福は…」


「祝福は…?」と両親が生唾を飲む


「アイテムの具現化、ですな」


両親がズルッと言う音を、たててコケた。

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