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コンプリートボーナスが強力すぎる
「ばぁ!」
次に目を覚ました時に発した第一声である
その声に反応し上から覗き込む二つの影
「あらーケイーちゃんお目覚めですかぁ?」
そういって柔和な顔を浮かべた美人な奥様が俺を抱く。
「だあっ!」
ふにゅっとした大きな感覚が
…っといかんいかん
危うく気持ちの悪い笑みを浮かべる所だった…。
そんな快楽に浸っていると横からもう1つの影がにゅっと現れて一言「ケイ」と言うと顔を擦り付けてくる
ゴシゴシゴシ…髭が俺の肌を尋常じゃない力で傷付ける。
必死に抵抗しようとすると
「う、うえええぇ」
と泣く事しか出来なかったが、髭面のおっさんの方から離れてくれた。
美人な奥様が凄く怒っていたが、その内髭面の方が拗ねてどこかへ行ってしまった。
そんなやり取りを見ていて冷静さが少しずつ出てきたのかこの状況を客観的に整理しようとする自分がいて、導き出された答えが
俺は今
赤ちゃんになってしまっているという
事実だった。