初めての闘い
トランスーーー
【フェンリルモード開始】
ワォーーーーーン
雄叫びとともにゴブリン達が吹き飛ぶ。
ゴブリン達が怯み少し下がり、様子を伺っている。
その間に自身の容貌を確認できる範囲で行う。
戦士セットの手甲から爪が伸び、腰鎧には尻尾が生え兜は顔の前に伸び、鼻部分が長く口元が大きく空きそこから牙が生えているようだ。
その異様な姿形に流石のゴブリン達も騒いでいる。
しかし、俺は戦い方など分からないし、今も逃げ出したい気持ちが強い。
なんとか敵を退けるためにもう一度遠吠えをゴブリン達に、向けて行う
ワォーーーーーン
ビリビリと空気が振動しゴブリン達の後ろにある校舎の窓が割れる。
パシッと、いう音が重なり、壊れきったガラスがグラウンドに降り注ぐ
ゴブリン達は怯え退散しようとするが、音に気付き先生方が校舎から出てきてしまい
数が少ない俺の方へと突進をする
「イェアーーーー」と突撃してきたゴブリン達に自身の爪を振る
すると空を切り裂きカマイタチがゴブリン達を切り裂く、その圧倒的な切れ味にお互いが固まるとゴブリン達が左右に別れ、再度突進を行ってくる
右のゴブリン達に、咄嗟に爪を振るが今度はカマイタチは起きずに、一匹のみを切り裂く。
爪と爪の間に肉片が絡まり臓物をぶちまけるそれが体に降り注ぐ。
死の恐怖と戦闘のアドレナリンから何も感じないが、通常なら吐くだろうな、等と更に後ろから迫るゴブリン達が振りかざす棍棒を見ながら冷静に考えていると
後頭部でドゴッという音がなり、何かと振り向くと、更に後頭部でドゴッという音が鳴る
そのあとはドゴッという音が全身からなり続ける
すなわち、その行為を形容するならすなわち
ーーーーーフルボッコである
パニック状態に、陥った俺は足を止め、その場にうずくまってしまう。
その間もゴブリン達が殺そうとドゴッドゴッと殴るがなす統べなくそこに居ることしか出来ずにいると
頭の少し上でヒュンと音がすると、打撲音がなくなり、代わりにシャーーーという音がなり血を噴水のように出すゴブリン達がいた。
徐々に赤く染まる鎧。
先生方が恐る恐る近寄り、君、大丈夫か?と声をかけてくるが、血が俺の理性を奪っていく
ーーーーードクンッ




