初めての闘い
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舞台は真っ白なキャンパスを彷彿とさせる
グラウンド。
先生方が毎日帰りに魔力操作で地表の砂と下の砂を《振動》させてミックスすることで綺麗な状態へと直してくれている。
本当に毎日ありがとうと感謝したくなる。
感謝の念を抱きつつ
キャンパスに、俺の魔力操作でラインを引いていく。
エンチャント《白色》を砂につけて思い通りの場所に敷いていくのだ。
魔力操作を覚えたのは本当に偶然でドッチボール中にこうしてみたい!と思った事を心で念じて深く掘り下げてみると出来た。
細分化して命令しないと魔法が使えないのと、細分化して同時に併用すると体がかなり疲れるから誰も魔法を日常で使わずに科学に頼るんだろうなと実感した。
ドッチボールによく使われる
《衝撃強化(接地時)》や《重量倍加(接地時)》
は二つしか使ってないからそこまでだが
例えばファンタジーの王道である《ファイアーボール》なんかは《酸素圧縮》と《乾燥》を二つ作り擦り合わせる事で静電気を発生させて飛ばしたい方向へ乾燥させた道を空気中に作り出すことで飛ばす事が出来るのだが、遅い上に体力消耗が激しいので誰も日常では使わない。
高価な杖に操作を込めれば簡単になるので話は別だがだれもその為にわざわざ高価な杖なんて買ったりはしない。
とと、そんな授業みたいな事は後にして俺はしっかりとラインを引くことに専念したーーー。




