5話 レベルの大切さと、ミレーゼとの戯れ
~前回~
・三大美女、お前らもか!(神崎爆ぜろ!)
・図書室でか!マイペース美少女現る!
・いろいろ習得しました。ドヤッ!
・レベル差って重要っぽい
以上
エルダ、レベル差的にってどういうことだ?
エルダ(この世界でのレベル差は、実力に大きく影響します。
レベル1で、全ステータスがMAXだとしても、レベル2で全ステータス1の人と戦ったとして、勝つのは難しいです。)
なるほど、それほどレベルは大きく影響するんだな。
じゃあレベルを上げるには、やっぱり戦闘したり魔物を倒したりしないといけないのか?
エルダ(その通りです。後、種族によってレベルの上昇値に差が出ることがあります。
ですが、マスターには成長のスキルがあるので、あまり関係ないですが・・・)
俺の体は種族を超えたのか・・・
もう今さら考えても意味ないんだけどな。ハッハッハ(泣)
さて、これからの事だが実戦訓練は必要だな。
かといって、魔物にいきなり挑むのもリスクがある。
どうしたもんか。
ミレーゼ「・・・どうかしたの?」
目を開けると、目の前に天使が・・・いや、ミレーゼがいた。
超びっくり!
目を瞑り考え込んでいて、声がしたから目を開けたら、あら不思議。
目の前に美少女の顔があったんだよ!
今まで、美少女と接点がなかった俺にはびっくりしすぎて、心臓が口から出てくるところっだったぜ!
黒斗「お、おうどうした。」
ミレーゼ「・・・随分悩んでたから。どうしたの?」
そんなに悩んでるように見えたのか。
いや悩んでたけど、
黒斗「いや、訓練したいんだけど、相手は如何しようかと考えてたんだよ。
いきなり魔物だとハードルが高いかなと思って・・・」
俺は微笑顔でそういった。
てか、なんで俺ミレーゼにこんな相談してんだろう?
まぁ、言っても減るもんじゃないし良いけど
ミレーゼ「・・・訓練するなら、騎士団のほう行った方がいいと思う。」
ミレーゼはそういってきた。
あ、確かにそうだ。
どうして、こんな当たり前のことが思いつかなかったんだろう。
まぁ、いいか。
じゃあ、戦闘での相談なら・・・ダムスさんかな。
黒斗「ありがとう。じゃあ、俺はこれで。」
さっそくダムスさんに相談に行くか。
そう言って、本を返して、図書室から出ようとした時、
ミレーゼ「・・・どうして、強くなりたいの?」
突然、聞かれた。
まぁ、神ボコるためとは答えられないよなぁ~。
黒斗「強くなって、魔王倒して早く帰るためだよ。」
まぁ、これが打倒の答えかな。
ミレーゼ「・・・ホントにそれだけ?」
黒斗「!・・・それだけだよ」
いきなり言われてびっくりしたぜ
ミレーゼとは身長差があるため、上目使いで見てきやがったから、
つい本当の事言いそうになったじゃねーか!
こっちは、年齢=彼女なし&美少女耐性ないんすよ!
だが、我慢した。
俺は我慢した。
俺出来る子。
ミレーゼ「・・・わかった。」ショボン
グハッ!
ショボンってしないで、すんごい罪悪感なんすけど
俺のHP(精神)はもうレッドラインだよ。
ここは、撤退の一手あるのみ!
黒斗「じゃあな。また来るよ。」
ミレーゼ「・・・ん」
そう言ったミレーゼは普段通りの表情だろう表情で、
カウンターの奥に行ってしまった。
・・・もしかして、遊ばれてたとか?
ないよね。たぶん、きっと・・・
そんなことを考えながら、俺は図書室を後にした。
なんか、さらに駄文になったかな・・・
・・・考えないようにしよう。