4話 図書館での出会いと、開き直った。
~前回~
・エルダ(よろしくお願いします。)
・俺のユニークスキルってバグですか?
・もう、俺の体に突っ込むの疲れたよ・・・
・神ボコる!
以上
それから、ジョンの世界講座が終わった。
この後は、自由に過ごすことになった。
あるものは、スキルを試したり、部屋でゆっくりしている。
そして、俺こと黒斗はというと・・・
黒斗「神ボコる神ボコる神ボコる神ボコる神ボコる―――」
神崎「おーい、黒斗戻ってこーい!」
黒斗「ハッ!俺は一体?」
神崎「やっと戻ってきたか・・・どうした?なんかあったのか?」
どうやら、神縛りの真実に少しおかしくなっていたらしい。
落ち着け俺、coolだ、cool!
少し落ち着いてきたな。
黒斗「何でもない。それより、この後は自由だったか。神崎はどうするんだ?」
神崎「俺は、他の奴らから、スキル試しを一緒にどうか?と誘われているから、そっち行くつもりだ。
お前はどうするんだ?」
黒斗「う~ん。俺は、ちょっと調べたいことがあるから、図書室みたいなとこに行くつもりだ。」
神ボコるの確定だから、神の事いろいろ調べないとだしな。
ダムスさんも言っていたが、知識は力だからな。
それに、この世界にも複数神がいる可能性もある。
エルダ(います。)
・・・だそうだ。
俺も、神全員相手にするほど馬鹿じゃないつもりだ。
神縛りを持たせた神だけボコれればいい。
神崎「そうか。・・・それじゃ俺行くよ。崎原さんたち待たせるのも悪いからな」
黒斗「ちょっとまて!」
崎原さんって言ったら、クラス3大美少女に一人じゃないか!
まて、こいつ”たち”っていたっか!?
神崎「ん?どうしたんだ?」
黒斗「お前を誘ったのって・・・」
神崎「崎原さん、紺野さん、山下さんだけど?」
3大美少女全員かよ!?
なんて羨ましい!
どうして、こいつはこんなにモテるんだよ!
俺なんか、3大美少女の中で、唯一挨拶したことがある紺野さんでさえ、
黒斗「おはよう」
紺野 プイッ
だったんだぞ!
神の前にまずは・・・
黒斗「お前を始末してやる。バカヤロー!」
神崎「うわ!いきなり殴りかかってくんじゃねー!」
黒斗「うおー!全非リア充の野郎ども俺に力(憎しみや嫉妬)を分けてくれ!」
神崎「ぐべら!」
黒斗の拳が神崎の腹に決まった!
黒斗「ふ~、スッキリ!」
神崎「スッキリじゃねーよ!」
あらま、今まともに入ったと思ったのに復活が早いこと。
よし、この場は・・・
黒斗「じゃあな、俺図書館行ってくるわ!」
神崎「オイ!待―――」
神崎が何か言っているような気がしたが知りません。
そういや、図書館ってどこにあるん?
エルダ(案内します。)
お!エルダさん知ってるんだな、グッジョブ!
エルダ(御誉めに預かり光栄です。)
それから、エルダさんの案内のもと、無事につきました図書室
黒斗「お邪魔しまーす。」
わお!スゲー広い。
しかも、本多!
黒斗「この中から探すのか。骨が折れそうだな」
マジで大変だ。
これは、今日中に見つかって10冊くらいかな?
???「どうかしましたか?」
黒斗「うわお!」
黒斗が声がする方を向いた。
そこは、カウンタ―らしき机があり、そこには、
ショートで、少しくせっ毛のあり、寝むそうな目をしている。
美少女がいた。
黒斗「えっと・・・あなたは、どちらさんで?」
ミレーゼ「あ、そうでしたね。私は、ミレーゼと言います。ここの司書みたいなものです。あなたは?」
黒斗「ミレーゼさんですか。俺は、神山黒斗と言います。黒斗と呼んでください。」
ミレーゼ「別に敬語じゃなくてもいいですよ。コクトさん」
黒斗「わかり・・・わかったよ、じゃあそっちも敬語じゃなくていいぞ。」
ミレーゼ「・・・わかった。よろしく」
なんか、マイペースそうだな。
ミレーゼ「・・・コクトは、ここに何しに来たの?」
黒斗「俺か?俺は、ちょっと調べ物をな。そうだ。司書だったら、神様に関する本とか知らないか?」
ミレーゼ「・・・ん」
そういうと、ミレーゼは本のほうへと言ってしまった。
・・・え?俺放置?
そのまま突っ立っているのもなんなので、カウンターの近くにあった椅子に座っていることにした。
~30分後~
ミレーゼ「・・・お待たせ」
俺が、適当にとった本(筋肉の進め)を読んでいると、後ろからミレーゼの声がした。
・・・何が面白いのこの本?
黒斗「長かったな何しにいって、うお!」
俺が、本を閉じ後ろを向くと、台車に乗った大量の本(大体50冊以上)を持ってきたミレーゼがいた。
いや、多いなこの本!
もしかして、これ全部神様関係の本かよ!
これ、1日では絶対に読めないぞ!
ミレーゼ「・・・これが、ここにある神様関係の本全部」
黒斗「はぁ、しかたない。読んでいくしかないか」
どれ位、時間がたったのだろうか。
・・・すべて読んじゃったよ。
絶対今日中には無理だと思ったよ。
でもさ、俺の体はそれが気に入らなかったらしくて、
1冊読み終わった時、
習得スキル発動
速読を習得
速読スキルを完全に扱えるようになりました。
完全記憶を習得
完全記憶スキルを完全に扱えるようになりました。
・・・って出てきたからだ。
まぁ、それはいいよ。
けどさ、
本の中にある。スキルとかも習得していくんだよ。
もういろいろすごかったです。はい
黒斗「見ないといけないんだろうな~」
怖いが仕方ない。
鑑定!
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カミザト コクト
Lv1
HP:S
MP:S
筋力:S
魔力:S
精神力:S
生命力:S
運:S
スキル
・鑑定 EX
・聖剣使い Lv1
・魔剣使い LV1
・速読
・完全記憶
・炎魔法 LV1
・氷魔法 LV1
・地魔法 LV1
・雷魔法 LV1
・嵐魔法 LV1
・闇魔法 LV1
・聖魔法 LV1
・時空間魔法 LV1
・召喚魔法 LV1
・転移魔法 LV1
・付属魔法 LV1
・精霊魔法 LV1
・魔獣使い LV1
・聖獣使い LV1
・契約 LV1
・封印 LV1
ユニークスキル
・習得
→戦闘技術EX ・家事技術EX ・娯楽技術EX ・スポーツ技術EX
・成長
・適合
・カリスマ
称号
・異世界勇者 ・ユニーク保持者 ・スキルを極めし者 ・最強者 ・魔法王 ・獣使い
・読書家
装備
・異世界の服 ・異世界のズボン
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・・・ウン。スゴイスゴイ(棒)
まぁ、バグっぷりは置いといて、
今回ので、いくつか分かったことがある。
まず、成長のスキルレベルEXにすることは、任意であることが分かった。
そして、ユニークスキルは、どうやら鑑定してみないと習得できないらしい。
何でかというと、本を読んでいて、ところどころスキル習得ができなかった事から、
それがユニークスキルで、ユニークスキルは実際に見ないと習得できないんじゃないかと思ったからだ。
エルダに聞いたから間違いない。ドヤッ
そして、最も重要なことが・・・
黒斗「神様強過ぎね?」
何なの!手を振っただけで、海が割れたり。
睨むだけでそこら一帯が焦土と化したり、
もう、一番弱い神様でも世界滅ぼせるって・・・
甘く見ていたわ。神様
エルダに聞いたところ、今の俺では、触れることもできないといっているし・・・
黒斗「・・・もっと強くなれってか」
フッフッフ、良いだろう!
もう、チートだろうがバグだろうが、こうなったら、意地でも神様ボコってやる!
黒斗「・・・成長発動」
俺は、すべてのスキルをEXにした。
すると、
スキルの統合をしますか?
はい/いいえ
黒斗「統合?」
エルダ(スキルを合わせて、一つにすることです。)
文字通りですか。
まぁ、ステータスが見やすくなると思えばいいか
俺は”はい”と念じて、鑑定を使った。
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カミザト コクト
Lv1
HP:S
MP:S
筋力:S
魔力:S
精神力:S
生命力:S
運:S
スキル
・鑑定 EX
・聖魔剣使い EX
・速読
・完全記憶
・マジックマスター EX
・獣マスター EX
・契約 EX
・封印 EX
ユニークスキル
・習得
→戦闘技術EX ・家事技術EX ・娯楽技術EX ・スポーツ技術EX
・成長
・適合
・カリスマ
称号
・異世界勇者 ・ユニーク保持者 ・スキルを極めし者 ・最強者 ・魔法王 ・獣使い
・読書家
装備
・異世界の服 ・異世界のズボン
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おお!見やすくなった!
これで、いけるか?
エルダ(レベル差的に無理です。)
・・・どゆこと?