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プロローグ 

猫ダマです。

初投稿です。


誤字脱字や駄文であるとおもいますが、温かい目でくださいね。


「勇者達よ。どうか魔王を倒すのに力を貸していただけないだろうか。」


「「「「「はい!!!」」」」」」」


城の中らしき場所の、一番高いところにある椅子に座る爺さんから、言われた言葉に学校のみんなが興奮気味に答えた。けれど、俺は固まっていた。



いやいやいやいや、絶対おかしいだろ!

皆、なんで・・・






















いきなり知らない所に連れてこられて、相手の最初の言葉に、即答できるんですか!?


























                   〜30分前〜



俺、神山黒斗カミヤマ コクト 容姿は平々凡々である。(ご想像におまかせするぜ!)

まぁ~スポーツも勉強もできる方であるにはあるのだが・・・



俺は、何時ものように、窓の外の雲を見ていた。


「オッス、黒斗なに辛気臭い顔してるんだよ?」


「神崎か、おはよう。いや、世界ってなんて理不尽だろうかって考えていた。」


この男は神崎カンザキ 花音カノン

身長が180cmくらいあり、バスケ部のキャプテンだ。

クラスの中で、2番目に運動神経がいいやつで、

誰とでも話せ、明るい性格からクラス、いや、学校規模で人気者だ。

しかも、イケメンである。

確か、女子の中で彼氏にしたいランキング1位って聞いたことがある。

イケメン爆ぜるべし!

そして、それはつまり・・・


「おいおい、いきなり不機嫌になってどうしたんだよ?」


「神崎爆ぜるべし・・・いや、なんでもない。」


「いや、今不穏の言葉が聞こえたぞ!」


「はぁ、なんか面白いことないかな〜。」


危なかったぜ。ついうっかり考え事が出てしまった。

でも、これで話は逸らしたぜ!


「あからさまに話を逸らしたな・・・はぁ、それで今回は何をしたんだ?」


「うっ・・・実は昨日、開山高校のバスケ部と3on3をですね。」


「ふ〜ん、って!開山高校のバスケ部って言ったら、全国1位の学校じゃないか!!

 何をどうしたら、そんなことになんだよ。」


俺は昨日の事を話した。

帰宅中、公園の横を通っているときにバスケットボールが飛んできて

俺はそれをキャッチ。

返そうと思ったら、金髪のイケメン(爆ぜろ!)がきて、

「君暇そうだね。実は3on3したいんだけど、人数が足りなくて、君来てくれ!!」

と、強引に連行されて、試合開始。


「・・・そして、イラってしたから、完膚なきまでに叩き潰した。

 その後に、アイツらが開山高校のバスケ部のキャプテンたちであることを知った。」


「あ〜、確かに開山高校って、スポーツ特化の学校で、頭悪くても入れるって言われている学校だからな。でも、これで、お前の名前がまた広まったんじゃないか。」


「やめてくれ!」


「でももう、この町にお前知らないやついないと思うぞ?今回のもそうだが、野球やサッカーの球技の他に、柔道や空手などの武術でも、プロ相手にして も勝つし、お前が気まぐれで書いた絵や漫画、小説とかを俺がふざけてイベントとかに出すと、必ず金賞とってたし、この前のカラオケだって、お前が歌うと人が部屋に人がおしおせてきたじゃないか。あの時は大変だったんだからな。」


なんか、泣きたくなってきた。

確かに、あの時俺の名前だしたら皆に「ファンです!」って言われたけどさ


「仕方ないじゃないか、やろうと思っていたものがうまくいくんだから・・・」


そう、俺はそういう体質である。

やろうとしていることが、うまくいきすぎてしまう。

うまくいくのではなく、いき過ぎるのだ。

皆は、「才能がある」や、「うらやましい」なんていうが、

俺は、あまり目立つのは好きではない。

ほどほどがいいんだけどな・・・

しかも、やろうとしたことがどんな形であれ成功するって思うと、つまらない。


「はぁ、つまらないな・・・」


キーンコーンカーンコーン


「お、鐘が鳴ったな。じゃあな黒斗、元気出せよ。」


そして、HRが始る・・・


と思ったら、突然教室が光だした。

咄嗟に目を閉じ、光が収まってきたので、恐る恐る目を開けると・・・


「勇者達よ。どうか魔王を倒すのに力を貸していただけないだろうか。」


「「「「「はい!!!」」」」」」」


である。




・・・・・・・なんでやねん。






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