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ある日、大きく人生が変わりました。  作者: 如月 那乃華
第1章.知らない王国
3/5

3.意外と仲良し


ぷんすかぷんすか…としているのは、私。

アイツ……の侍女達のせいで、精神的疲労がとてつもない。

…化粧され、髪を結われ、とにかく遊ばれて……。

で、逃げて何も考えずに走ってたら……。








道に迷ってしまいました。








ここどこですかーー!!助けてください、どっかの誰かーー!!

寂死ぬ。

悲死ぬ。

元の世界に帰りたい!ここで何か起きて、倒れて夢だった。

それ、さいこ……う…だ…ね…。



………



…何日眠ってたんだろ。

…体が、ダルい…重い……。


「う…ん…?」


目の前にあったのは。


「キャアアアアアァァァッッ!!!!変態!!」


あの最低男。

私の隣に座って、ニヤニヤと……最低、最悪、変態野郎!!何ニヤニヤしてんのよ!!寝顔見て笑ってたのかっ!?


「気持ち悪い!あっち行って、変態野郎!!」

「へん……起きて早々、酷くない?変態とか…」


ん!?よく考えると倒れんの3回目!1回目はまだしも、2回目と3回目はアンタのせいだーーー!!


「死ねーー!!消えて!!一生来るなー!!」

「枕なブフッ!…枕投げるな!!」

「そういう自分が投げるな!!」

「投げた人に言われたくない!」

「同じ言葉をそのまま返す!」


枕の投げ合いは続き、疲れて倒れた私達は───









侍女達に寝顔を見られた。









それより…。

寄り添って寝てた!!?何それ本気!?アイツ…!いつか殺してやるーーー!!

意外と仲良しな2人でした。

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