表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/13

第五章 武器作り

第五章〜 武器作り〜


― 一方 瑞稀&空龍は ―


聖純・出雲を送った後、残された瑞稀と空龍は武器を作ろうとしていた。


瑞稀「さてと、武器を作るか。」


空龍「・・・・こ、ここで?」


瑞稀「無理なのか?」


空龍「いや、やろうと思えば。出来るが・・・」


瑞稀「どうやって?」


空龍「まず、そこの暖炉に火をつけろ。」


瑞稀「・・・・・命令口調・・・・。」


空龍「ん?」


瑞稀「いや、何でもないです。」


瑞稀は徐にマッチを取り出す。


シュッ!ボゥ・・・


空龍「んじゃあ、床に新聞を敷きつめろ。」


瑞稀「・・・はいはい。」


バサッ! ドサッ!


空龍「次にこの台を暖炉の前に持ってけ。」


瑞稀「無理でしょう。こんなでかいの。」


空龍「持ってけ!」


瑞稀「面倒。」


空龍「もう一度言う、持ってけ。」


瑞稀「面倒だから却下。」


シャキーン(空龍・刀)


キラーン(瑞稀・包丁)


お互い刀・包丁を取りだし、2・3秒静止。


空龍「・・・・五分五分か。」


瑞稀「じゃあ、頑張ってー。」


空龍「手伝えよ、一人じゃ持てるわけねぇだろ。」


瑞稀「じゃあ、任せるなよ。」


空龍「・・・・・ック!」


瑞稀「分かったよ。運びます!手伝います!」


空龍「そっちもて。」


ダンッ!


瑞稀「おい!落とすなよ!床が傷つく。」


空龍「はいはい。じゃあ始めるぞ〜。」


三十分後


瑞稀「う〜、上手く作れん!」


空龍「知らねー。」


瑞稀「あぁ、良いぜ。それで。自分で作ってやる!」


空龍「・・・・・。」


そして、また作り直し、


十分後


瑞稀「・・・・っしゃ!出来た!今までで最高の出来だ!刀二本!!」


空龍「三本じゃなかったのか?」


瑞稀「あぁ、後一本は剣!」


空龍「っな!、おい、・・・この材料じゃ刀しか作れないぞ?」


瑞稀「フッフッフッ・・・・。」 


タッタッタ・・


瑞稀が倉庫に走って剣らしき物を持ってきた。


瑞稀「じゃーん!俺の元剣!だけど、もう使えねぇ。真2つだ。

でも、コレで作れるだろ?」


空龍「しょうがねぇな。オレが作ってやる。」


瑞稀「あ〜れ〜?刀しか作れないんじゃなかったの?」


空龍「っるせぇな。とにかく作る!剣は大変だから、貴様も手伝え!」


瑞稀「貴様・・だと?」


空龍「・・・他に何て呼べば良い。」


瑞稀「瑞稀で良いよ。それか、瑞稀様(笑)。」


空龍「じゃあ、瑞稀・・で良い。」


空龍は少し顔を赤くさせていた。


そして、空龍と瑞稀は剣を作り始めた。


空龍「完成!・・・今までで最高の出来だな。」


瑞稀「俺のセリフ・・・。」


空龍「お前・・・瑞稀の作った刀見せろ。」


瑞稀の名前を言った後やはり、顔を赤くする。


瑞稀「いちいち赤くなんなよ。・・これか?」


空龍「・・・まぁまぁ・・だな。」


瑞稀「上出来だろ?」


空龍「・・・あぁ。」


瑞稀「張り合いがないなぁ。」


空龍「・・・張り合いないっても初めてでここまで作れるのは凄いと思うけどな。」


瑞稀「やっぱり?」


瑞稀は凄い笑顔で空龍を見る。


空龍「っ!///あぁ。・・瑞稀・・・一目ぼ・・」



少しいいムードだったがそのセリフを遮るものが・・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ