1ー5
遅れました、すいません。
「ふぁ~、ん?もう朝か?」
少し窓からの覗くと太陽がいちよ上っていた。
我ながら早起きをしてしまった。
普段なら早起きなど中々に無理だが、昨日疲れていたのでぐっすり眠れたので早起きできたんだろう、昨日はギルドマスターとの話が終わってから、今後のために今日はギルドで訓練をすることのなった、俺は戦闘向きの転生者らしいのである程度は戦える方がいいらしい、などと考えながら身支度を終えて食堂へ行った。
「あれ?トウケンさんもう起きたんですか?昨日は大変でしたでしょうに、疲れてるならまだ寝ててもいいんですよ?」
「いや、疲れてたからこそぐっすり眠れてな、後、今日のギルドでの訓練がとも楽しみなもんでな、早く起きれたんだよ」
「あー分かりますよその気持ち!私も初めてスキルを使うときは興奮しましたよ!」
「へ~そういうもんなんですか~」
「はい、そういうもんなんですよ、まぁそれはいいのでトウケンさんも早くやりたいだろうし、さっさと準備してギルドに行きましょう!」
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「ふぅー、まだ早いんじゃないか?」
「早く来たら早い時間からやってくれますよ、多分」
「た、多分って…まぁいいか、物は試しだ」
ガチャン
「こんにちはー」
「おう、トウケンさんじゃないの、ずいぶんん早かったね~」
「はい、ちょっと早めに来ちゃいました」
「いやね、クリスさん、トウケンさんは今日の訓練が楽しみで随分と早起きしてるんですよ」
「ちょ、何か俺が子供みたいじゃないか…」
「あらあら、でもみんな初めはそんなものよ、だって今までの自分にできなかったことが出来るようになるってワクワクするでしょ?そんな感じなのよ」
「そうですよトウケンさん、別に子供みたいって思ってないですよ」
そう言えば昨日、ニアスさんが「これからは何かあったら私を頼ってください、後トウケンさんとは長い付き合いになると思いますしその硬い口調じゃなくて友達として話してくれていいんですよ?私もできるだけそうしますし」と言われたのでいちよ気を付けてはいる。
「あ、ああ、分かった、まぁいいんだ、それよりこんなこと言うのもあれですが、早く来てしまったんですけどもう始めれたりします?」
「ああ、別にいいよ、私も暇だし何より本人がとってもやりたいようだし、それなら早くやった方が得でしょ?ってことでついてきて、あ、でもあなたの場合は少し特別だから指定されてる場所が普通のとこと違うの」
「やっぱり転生者だと違うんですか?」
「そうね、あなたたちと私たちだと元のスペックも大分違うから周りに何かある規模の事が起きるかもしれないっていうことで分けられているわ」
「そうですよトウケンさん、転生者ってだけで影響がすごいんですから、自分も転生者だっていう自覚、持ってくださいね」
「はい」
思ったとうりだがこれからは言動にも気を付けなければならないようだ、昨日ギルドマスターが転生者は私たちとは違う、というのは強さなどだけでなく行動や言葉にも転生者というブランドがつくため影響力が強くなることも含めていったんだろう。
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あの後ギルドの中を少し進みあったのは地下への階段だった、そしてそこを降りていくと…
「地下なのに大きいですね~」
「ああ、上のギルドより地下の訓練場の方がすごいって建築家に言われるほどだもの」
「私も始めてきました、でもここでスキルを使って崩れたりはしないんですか?」
「それは周りの壁や柱自体が物凄く硬いのと、魔法系のスキルなどで強化されているから心配はしなくていいのよ」
「?スキルにも魔法があるんですか?」
「ああ、それは訓練で見てもらった方が早いだろ、…よしここで始めるか」
と、この地下室の1,2、番目に奥のところで訓練が始まった。
「では、初めにスキルの説明を見ながら聞いてもらおうか」
「はい」
「まず、スキルには属性があって、身体系、精神系、感覚系、魔法系、証明系、特殊系、の6つがある、そして基本となるのが身体系、精神系、知覚系、魔法系、の4つだ、残りの2たつは君にはあるが…まぁ説明しよう、さぁどれから聞きたい?」
正直、どれから聞いても一緒だが俺のステータスの中でも異質なのが運、そしてスキルの欄にあった⁅真運⁆、あれは多分証明系という奴だろうだら俺は
「じゃぁ、証明系から教えてください」
と言った…
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