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読んでいただきありがとうございます。
「…な、何ですかそれ?」
キター!定番の定番ド定番!ギルド登録と同時に来るメインディッシュ!ステータスがわかるやつだ!
やはりここでくるか…、普通の異世界転生なら、ここで【空間魔法】とか【剣聖】とか、なんか強そうなのが出るんだけどな~
「ギルド登録はそのまんま、ギルドの一員になるってコト、能力検査は…んーステータスは分かる?」
「はい、基本的なことは分かることが多いです。」
「分かった、能力検査はステータス、スキルなどがわかるやつだよ、分かった?」
「はい!」
「元気いいね~じゃぁちゃっちゃとやりますか。」
「ニアスさん、クリスさんっていつもあんな感じなんですか?」
「あはは…クリスさんはノリがと強すぎてね、まぁ目つぶってあげてね。」
「は、はい。」
相変わらずパワフルな人が多いよ…と話していたら、準備が終わったみたいだ、端の方にあるそれ用の受付でするみたいだ、なんか針が真ん中にあってそれが下に滴ってやるっていうタイプみたいだ。
「ほい、手出して。」
「はい(やっぱそういう感じのやつか)」
「ちょっとの間ちくってするぞ…」
プス、痛みはそんなにないけど何か吸われる感じがすっごい…さぁどうなってるんだ?俺のステータスは…
「…よしこれでいいよ、登録も検査も一緒にやったから、結果出るまで向こうで少し待ってて。」
「トウケンさん、あそこのベンチに座って待っておきます?」
「いや、ちょっと、あそこの人たちと話したいなって」
俺が指を指したのはいかにもハンターや冒険者?っぽい人たちだ、すると
「なるほど、確かに話して来たらいろいろなことが聞けていいですもんね!あ、すいません冒険者の方たちについての説明はまだですよね?」
確かに、まだしてもらってないな、自分の前世の認識と一緒だと限らないし聞いておくか…
「はい、まだしてもらってないですね、どんな方たちなんです?
「冒険者はひとくくりにされている中でも色々な方たちがいますね、例えばダンジョンをひたすら攻略する人もいれば、魔法や剣闘を磨く者もいたりと、何かを極めたり、自分のやっていることを追い求める中で生活する人々、らしいです、少し階級や呼び方が違うだけでたくさんいますね、ハンターや騎士は少し違いますが大まかなところはそんな感じです。」
「お、おう丁寧な説明ありがとう。」
「ちょっと長すぎましたね、う、うん゛、また何かあれば言ってくださいね。」
「ありがとう。じゃぁ…」
その後結局ニアスさんとしか話さなかったが何か色々複雑らしい、詳しいことはギルドに聞けばわかるらしいのでまた暇なときに聞いてみよう…などと考えていると。
「トウケンさん?結果が出ました!」
受付の方から声が聞こえた、そしてついに俺は俺のステータスと対面する…
「あれ?クリスさんは?」
「今、出張に行ったので代わりに私が代弁指してもらいます、で、結果はというと…」
「結果…は?」
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クリハラ・トウケンLv2
;【ステータス】;
生命力:440 体力;705
筋力;245 瞬発力;600
魔力:120 魔力変換効率:380
精神力:3660 免疫力:4275
知力:115 器用度;130
運:9385
;【スキル】:
・⁅真運⁆ ・【特殊素質】 ・【魔力装】Lv1
・【強靭(精神)】Lv3・【強靭(肉体)】Lv4 ・【剣闘素質】
・【超忍耐】Lv4 ・〖体力強化〗Lv6 ・〖魔法素質〗
・(文武両道)
ーーーーーーその他経験不足のため未開放ーーーーーーーーー
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…ん~なんかすごいよねこれ、よくわかんないけどきっとすごい、というか、運高すぎでしょ!おかしいよ!後は精神と免疫…弱い方だと思ってたんだけどな~てかなんかおかしいな、前世でよかった奴が低くて、よくなかったのがとてつもなくいい…偶然ではない事だけは分かるけど、
「…となっています、流石にここでも久しぶりに見ました、ここまでステータスが尖っている人は久しぶりに見ましたね…」
「…」
「…」
いや、みんな黙らないでよ!これがいいのか…って良くないのは分かるけど、大丈夫なやつなの?
「で、でも肉体系は高いので長生きはできますし、戦士なんかにも傭兵にもなれるじゃないですか…。」
「それはそうなんですけどここまでとがってるとねぇ…」
「…」
「まぁ、トウケンさん、後でギルド長にあってください。」
「え、ええ゛?でも、そんなすづに会え『ギルド長室に来てください。』は、はい…。」
え?もしかしなくてもヤバいやつ?めっちゃくちゃヤバいやつでしょ…
俺この先どうなんの?
スキルとかバランス調整むずそうですね…
後細かい設定も…気が重い