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悪意は常に裏側に  作者: 真っ赤なゴミ箱
第8章 それでも進むしかない
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エピローグ

メディア。

SNSを普段使わない人たちに向けた宣言になる。

その人たちにも、体験したことを知ってもらい、共有する。

いきなり駆け込んだところで、無視されるのがオチだろう。

まずは。

実際に見てもらう。


連絡後、すぐに調査の手が入った。

私達のような、素人の手でなく、公式のもの。

皮肉なことに、その時担当したのが、あの事件と同じ。

今となっては、前の話。

あの飛び降りの。

その担当官も、薄々怪しいものは感じていたらしいが、何故かもう一歩が踏み出せなかった。

一樹の能力の影響だろう。

もうその当人はいないので、踏み出せたというわけだ。


中央管理施設の裏側が明らかになる。

明らかになるにつれて、人員も増えていく。

初めは、批判していた人らも真実を知り、

考えが変わっていく。

間違いではなかった。

正しいことをした。

悔いはない。


調査後、決定により、取り壊されることとなった。

しかし。

私達には、あの考えが。




「待ってください!」




取り壊させるわけにはいかない。

形として残す。

それと共に、本当の学校として。

白宮高校。

学びの園。

今の日本で、増加傾向にある廃校。

日に日に、学ぶ場は減っていく。

それに、多少なりとも歯止めをかけたい。

中央管理施設の実態。

それは、残酷なものだったが、一つだけ。

再利用。

この考えには、賛同できる。

後は、認可が通れば。




まだ先の話にはなるだろう。

だが、いつか本来の輝きを取り戻せるように。

頑張っていきたい。


---------------------------------------------------------------------------------


中央管理施設は、名実ともに終わった。

その存在を引き連れて。




あの手紙を忘れてはいないだろうか?




この施設の名前、知ってるか?

中央管理施設っていうんだ。

この中央っていう意味、分かるよな?

あるものが、中央にあるとして、その周りに付随するように様々なものが繋がっている。

中央、北方、南方、西方、東方。

中央、第一、第二、第三、第四。

この名称は、あくまで例えだ。

だが、事実だ。

この中央管理施設を潰したところで、まだ他がある。

お前らの努力は、無駄だったんだよ。




まだまだ芽は潰れない。

これは、ほんの一部でしかない。

この時の皆の頭には、それが欠落していた。

忘れてはならなかったのに。




「被検体、状態安定しています。」




ほら。

今もどこかで。

最終回です。

初めて。

しかも、何気なく書いた作品なので、辻褄が合わなかったりした部分もあったかと思います。

何はともあれ、最後まで読んでくださった方。

興味を持ってくださった方。

全ての皆様に感謝です。

ありがとうございました!

感想、評価、お待ちしています。


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