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悪意は常に裏側に  作者: 真っ赤なゴミ箱
第7章 舞台裏
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見知った人影

プランター横に落ちていた一枚の紙切れ。

授業参観と書かれている。

数十分前に教室で配られたものと同じだろう。

このことは何を意味する?

貰った生徒が、必要ないとばかりにここに捨てた?

本来なら、この考え方がしっくりくるだろう。

実際、学校で配られるものは必要のないものが多い。

心にもないスローガンの載った学年新聞。

今月の掃除分担表。

遠足のしおり。

本当に、全てにおいて無駄としか思えない。

そんなものを印刷するコストがあるなら、もっと他に有効活用できる方法を考えればいいのに。


ここにおいてはそんな考えさえ無駄か。

先ほどの考えは、本来ならの話だ。

ここでは別。

そして、結論もおそらく単純だろう。

教室で配られたものが、外部の人間にもばらまかれた。

見せしめのように。

ここの施設の人間は、人間と動物の違いにすら気づかないのだろう。

大悟側の人間が、見られる側。

つまり、動物。

この侵入者は、見る側?

つまり、人間?


これも、本来ならの話だ。

スピーチでは、協力を求めていた。

話合わせて、初めて味方になる。

侵入者は、まだ来たばかり。

話してすらいない。

よって、侵入者が敵となる可能性は未だ低い。

そうなる。


侵入者の次の行動を予測してみる。

紙自体がまだ新しい。

施設は上に行くほど、警備レベルが上がる。

そして、広い。

この付近から、調査していくはずだ。


なら、まずこの部屋から。

警備室。

そこに監視カメラで撮った映像を見ることが出来る部屋がある。

ここからなら、大体の部屋の中の様子が分かる。

その部屋へ一直線。

扉に手をかける。

すると。

別の場所で、音がした。

距離はそこまで離れていない。

近いだろう。

続いて、足音。

こちらに近づいてくる。

二人?

そのくらいは、いると思う。

警備室に隠れる。

その後。

隙間から、覗いていると。

二人が通り過ぎていった。

どちらかというと、男性側が女性側を案内する形で。

女性というより、高校生か。


侵入者?

だが、後ろ姿に関して見覚えがある。




「佐山俊?」



あまり場面は動いていません。

大悟は、どちらを優先するのか?

二人を尾行する?

まだ見ぬ侵入者を探す?

そんな感じでした。

次回もお楽しみに!

読んでいただきありがとうございました。


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