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悪意は常に裏側に  作者: 真っ赤なゴミ箱
第5章 そして出会う
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折り重なる

なんで動けなかったんだろう、、、

なんで見ていることしかできなかったんだろう、、、

なんで諦めてしまったんだろう、、、

あそこで行動を起こしてさえいれば、結果は変わっていたはずなのに。

あと少し。

それが足りなかった。

私には。


----------------------------------------------------------------------------------


協力関係。

それは一体何だったのか?

咄嗟に動けなくて何になる?

あの人の死は、回避されるものだったはず。

その最悪の結果を招いてしまった。

全部なかったことになるんだ。


----------------------------------------------------------------------------------


私の目の前。

奏が蹲っている。

きっと現実を直視できないんだろう。

ここにいる三人の中で、一番付き合いが長い。

こうなってしまったのは、確定的に明らかだ。


-----------------------------------------------------------------------------------


誰も行動できなかった。

それに尽きる。


------------------------------------------------------------------------------------


三人の目の前に、二人。

片方は、九重一樹。

既に息絶えてから、数分が経っている。

着ている白衣に全体的に付いていた血液が固まって、変色している。

死後硬直が始まっていてもおかしくないだろう。


その上に折り重なるようにして、九重章。

一樹の刺殺に使ったナイフ。

それを首元に、振り下ろし、転倒。

首元から、止めどなく血液が流れ出てくる。

この勢いなら、致死量はすぐだろう。

次第に、顔色が失われていく。

そして、、、


九重章は絶命した。

死ぬ寸前に、彼はこんな言葉を発していた。

それはか細く、少し距離のある三人には聞こえなかっただろう。



「、、、か、、、、、、、ぞ、、、、く、、、、、、、、」







章の最期です。

あっけない終わりを迎えてしまいましたが、次回はどうなるのか?

お楽しみに!

読んでいただきありがとうございました。



あまり投稿できない点については、お許しください。

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