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悪意は常に裏側に  作者: 真っ赤なゴミ箱
第5章 そして出会う
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表裏の存在を感じる

「お、お前は誰だ!」



「ん、、、?私のこと?」



「お前しかいないだろうが!」



「そうだねぇ、ずっと見てきたって言ったら分かるかなぁ?」



「、、、?」



言い合う二人。

若葉と一樹。

束の間の喜びも忘れて、呆然と見守る章とその仲間たち。

何が起こっているのか。



「その顔じゃ、リーダーたちも理解できてないみたいだね。」



「悲しいな。」



「全部話すと長くなるけど、簡単に言うと、ここの場所を突き止めたのは私。」



「それをお姉ちゃんに教えて、リーダーに間接的に伝えてもらった。」



「じゃないと、ただの社会人のお姉ちゃんが、ここの場所分かるはずないでしょ。」



「まぁ、私もただの高校生には変わりないんだけどね。」



「ただ繋がりがあっただけ。」



「それを利用して、リーダーと九重一樹の再会を図った。」



もう言葉が出なかった。

利用されていた?

信じられるわけがない。

嘘だ。

そうに決まっている。



「ただ内部の様子だけは詳しくは、分からなかったから、懸念点があった。」



「だから、見張りという立場を利用した。一人で施設内を見渡すため。」



「俊とかいう協力者に会ったのは、偶然。」



「でも、これも限りなくプラスに働いた。」



「見張りだけで見渡せる範囲には限度があったからね。」



「施設内の構造をなるべく把握しておく必要があった。」



「緊急時に備えて。」



「でも、それはもう必要なさそう。」



「二人が出会ってくれたから。」



「中央管理施設の九重一樹、危険回避、裏側の真実を見た者。」



「フリー調査機関 真実を求める会のリーダーである九重章、危険衝突、表側の真実を見た者。」



「これで表裏が重なる、すなわち見たこともない反応が起こる。」



「この瞬間に立ち会いたかった、ただそれだけ。」



「これで、告白は終了。これが真実。」



この告白。

今まで、能力の存在を知らなかった二人。

それを知ってしまった。


章が見つめる先には、一樹。

一樹が見つめる先には、章。

互いの存在を再び感じあっていた。


周囲の人間は、まだ驚きで足が動かない。




互いの存在を自覚するとともに、能力を知った二人。

次回はどうなるのか?

読んでいただきありがとうございました。

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