表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪意は常に裏側に  作者: 真っ赤なゴミ箱
第4章 昔に戻りたい
46/85

昔に戻りたい

あの男を確実に排除する。

そうすれば、この恐怖も忘れるだろう。

大丈夫、僕ならできる。

これを使おう。



白衣のポケットから、試験管と注射器を取り出す。

試験管の中身を注射器に移し替える。

これで完了だ。



この液体。

僕の研究の最高傑作に近いもの。

過去に母親に投与したものと同じ。

致死性を有している。

体内に入ったら、もう助かることはできない。

後は、何とかして接近するだけだが、、、


---------------------------------------------------------------------------------


一樹。

今、どこに隠れている?

もう怯えることはないんだ。

出ておいで。

一緒に帰ろう。



もうお母さんはいないよ。

お前が、殺してしまったからね。

でも、まだお父さんがいる。

家族はまだ終わったわけじゃない。

今からでも、やり直すことはできる。

一から。



お前に紹介したい人だっている。


奏。

お前が連れていかれて、意気消沈していた頃から支えになっていた人だ。

惚れているのかもしれない。

あんな状況だったから。

吊り橋効果的なものもあったんだろうが。

とてもいい人だ。

結婚したら、母親になるんだろう。

お前の支えにもなってくれるはずだ。


若葉。

奏の妹だ。

世話焼きで、姉同様に面倒見がとてもいい。

その証拠に、高校生なのに俺よりしっかりしている。

助けられた場面もたくさんある。

年齢的にお前と同年代だ。

気が合うといいな。



新しい家族だ。

これからの人生を歩んでいく。


だから、、、、



「昔に戻りたい。」



これだけだ。

今の望みは。



お前に会って、これを伝える。




「?」



「、、、、何か変なにおいがする。」



「、、リーダー?」



「、、、」



「リーダー!」



「!」



「、、どうしたんだ、、急に。」



「、、この匂い、、」



「匂い?」



「、、、これは、、」



一樹が、母親を殺害した。

あの後、部屋に漂っていた。

何かの薬のような匂いだった。




最近、書けば書くほど章の方がヤバいやつになってきています。

これは予想していなかった。

次回はどうなってしまうのか。

読んでいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ