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悪意は常に裏側に  作者: 真っ赤なゴミ箱
第4章 昔に戻りたい
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歪んだ感情

中央管理施設。


「あいつは、まだ戻ってこないのか?」



「うーん、、、さすがに遅すぎますよね、、」



「好きにはさせているが、、、。」



「何か用があるんですか?」



「あぁ、これからやってもらおうと思っていたことがある。」



「なるほど。」



「そのためにも、来てもらわないと、、、」



計画の最終段階。

そのステップを完了するために、その頭脳がいる。



「あと、さっきから連絡がつかないです。」



「何?」



「応答がないんですよ。」



「それに、おかしなことがもう一つ。」



この施設に仕掛けられた監視カメラ。

そのうちの一部分が、映像データを取得できないようになっている。

前から、不具合のあった場所だが、特に使用用途のない部屋なのでそのままにしてある。



「あいつは、この部屋を知っていた。それで、この部屋を使って何かをしようとしていた。」



「なんて、話。どうですかね?」



「、、、、埒が明かない。」



「お前ら、何人かついて来い。護衛しろ。」



「あいつを探しに行く。」


-------------------------------------------------------------------------------


見張り中の俊。

その監視対象に、今動きがあった。

護衛が、部屋に引っ込んだのだ。

そして。

ある人物と一緒に廊下に出てきた。

あいつは、九重一樹。

間違いない。

だが、、、、



「よりによって、こんなタイミングで、、」



「今、この場には俺しかいないっていうのに、、、、」



「どうするか、、、?」



独り言で考え込んでいる間にも、一樹は足取りを進める。

このままだと、見失う。

追いかけるしかないか、、。


--------------------------------------------------------------------------------


ここはどこだ。

どこまで来た。

ついてきたはいいが、現在地が分からない。

集団の中にいる一樹が、ある扉に手をかける。

そこで動きが止まる。

何をしているんだ?


対処に困っているらしい。

周りの護衛達も、同じらしい。

その中の一人が、こちらに駆け寄ってくる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!

やばい!

隠れないと。

距離が近づく。

すれ違う。

その護衛が向かった先は、トイレ。

すぐに戻ってくる。

その顔を、見た。

気分がすぐれないようだ。


再び、集団に目を向けると他の人たちも、我慢していた。

たまらず、全員で駆け出す。

一樹は、何が起こっているのか未だに掴めていないらしい。

しばらくすると、一樹も行ってしまった。

あの教室で何を見ていたのか。

その前に立ってみて、分かった。

これは、異常だと。


床一面を埋め尽くす範囲の血だまり。

元の床の色が分からなくなるレベルで浸透している。

その中央には、何かが横たわっていた形跡がある。

その形跡の正体と思われるものは、すぐ近くにあった。


でも、本当にこれが?

余りの惨さに直視できない。

吐き気が込み上げてくる。

とても人間の所業とは思えない。


それには、腕もあった。

もちろん足も。

言わずもがな、人間を構成するのに必要なパーツばかりだ。

それぞれ、薄くスライスされており、ある形を描いていた。

それは、生前、こいつの良く発していた言葉だ。




家族と描かれていた。

それも人間の皮で。


章もやりすぎなんじゃ、、、?

それぞれの隠された感情が見え隠れしてきました。

次回もお楽しみに!

読んでいただきありがとうございました。

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