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悪意は常に裏側に  作者: 真っ赤なゴミ箱
第4章 昔に戻りたい
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最後に映ったもの

意識が沈んでいる。

辺りはひたすらに暗い。

ここはどこだろう?

なぜこんなところに。

確か、若葉とリーダーの3人でこの施設に入った。

その後、若葉とは別行動になり、リーダーと調査を続行することになった。

そして、そのあと2階に行こうとした。

前にリーダーがいる。

それに追いつこうとした。

手を伸ばした。

でも、なぜか届かなかった。

体が後方に倒れる。

階段を踏み外す。

そのまま下まで落下。

頭を打って、意識を失った。

あの時誰かに、手を引かれたんだ。

リーダーとの距離を遠ざけるように。

油断していたわけではない。

何しろ知らぬ場所だ。

気は引き締めていた。

なら誰が、、、?





、、、

後、リーダーはどうなった?

あの場に私を突き落とした犯人がいたはずだ。

リーダーも同じ目にあっているんじゃないか?

でも、それだとつじつまが合わない。

私なんかを狙うより、リーダーを狙った方が手っ取り早い。

統率された群れは、中心からつぶしていくのがセオリーだからだ。

逆に私を狙った理由はあるのか。

数を減らすため?

分断するため?

リーダーと二人で話したいことがあったとか?




いずれにせよ。

まずは目を覚まさないと。

意識はまだ薄れている。

首だけが動く。

辺りを見る。

階段上。

人型のシルエットが二つ。

一つは良く見知ったもの。

リーダーだ。

もう一つは、、、、

、、、、

おそらく私を突き落とした人物。

だが。

分からない。

誰だろう?

少なくとも私の知っている人物ではない。

リーダーと何か話している。

まだぼんやりとしている。

二人の表情は読み取れない。

すると、、、動きがあった。

階段上の方向へ、その人物と歩き出した。




え?

待ってよ。

リーダー、、、

私を一人にしないで、、、、



「、、、、待っ、、、、て、、」



何とか絞り出された声。

その声がリーダーに届くことはなかった。




奏は知らない。

今、この場所で二人の再会があったことを。

歪な形ではあるが、何年かぶりの再会を果たした。




そして、奏の目に映るリーダーの姿はこれが最後となる。




リーダーがとったのは元妻の手でした。それを知らない奏の動向は果たして?こんな調子で今回は終わりにします。次回もお願いします。読んでいただきありがとうございました。

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