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悪意は常に裏側に  作者: 真っ赤なゴミ箱
第3章 本当の姿
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それぞれが目的のために動き出す

資料室。

そこには件の怪しい映像以外、特別気になるものはなかった。

その映像に関しても、何やら謎がある様に思えるが、真偽は不明。



「怪しいっちゃ怪しいけど、うーん、、、特に気になるものはないよね?」



「そうなんだよな、、、」



「資料室はこのくらいかな、、、」



「まぁ、気にすることないでしょ。この建物広いし。他になんかあるよ。」



「若葉の方の動きも気になるな。」



「今更だけど、スマホとか持ってもらっておいた方が良かったかも。」



「そこは協力者とやらのお手並み拝見だな。」



この部屋にもう用はない。

廊下に出る。

まだまだ先は長そうだ。


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中央管理施設、深部。

九重一樹がモニターをにやりと見つめている。



「お前たちと直に対面する日も近そうだ。」



「面白くなってきた。こちらも動いてやる。」


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一樹と章。

それぞれがそれぞれの目的をもって動き出している。

彼らはあの事件以降、顔を一切合わしていない。



一樹の幼少期の記憶は、母を横で見ていた。

ただそれだけ。

横で見た研究を真似して、その母を超えた。

その能力を買われて、この場にやってきた。

これだけの記憶しかない。

父親に関する記憶は、幼少期の時点で消えてしまっている。

父親がいたという事実さえも。



一方で、章は。

一樹が、自分で作成した新薬で母を殺害したという事件以降、必死に一樹の行方を追っていた。

寝ずに、徹夜したことだって数えきれない。

仲間の奏、若葉にも途中から協力を仰ぎながら、調査を進めていった。

あれから、かなりの時間が経ってしまった。

だが、ついに見つけたのだ。

一樹に関する手がかりを。

時間が二人を分けてしまったかもしれない。

それでもかまわない。

必ず会うんだ。



記憶の相違。

そして、能力の相違。

二つはやがてぶつかり合う。


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一方で、グループの中で一番早く情報を明かされた若葉。

未だにその場から動けないでいた。



「何か、、、何か作戦はあるの?」



「あるから、わざわざ連れてきたんだ。また場所を移そう。こっちだ。」



俊の後を付いていく。

何が待ち受けているのか。










いつもより若干長めのサブタイトルです。この部分の全体の意味を通すならこれがいいと思いました。動き出す各勢力、、、。若葉の動きが気になるところですね。次回はどうなるのか、、、。お楽しみに。読んでいただきありがとうございました。

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