洗脳2
かなり奥まで進んできた。
視聴覚室だ。
こんな所に辿り着いてしまったらしい。
「こんな場所にも手掛かりがあるかもしれない。見てみよう。」
「パソコンとかしかないんじゃない?あんまりここを調べる意味はないような、、、気がする。」
「いいだろ、別に。それに物がなくても、パソコンの中に手掛かりがあるかもしれない。調べる価値は十分にあるはずだ。」
「、、、、それもそうかもね。よく考えてみたら。」
「だろう?一つ一つを大事にしていかなきゃ。」
扉を開ける。
中の様子があらわになる。
まず、初めに思ったこと。
整理されすぎている。
それに加えて、明らかに形跡があった。
何者かがいたであろう跡が。
「誰かいた?さっきまで。」
「いや、それはないだろ。現に俺たちが今ここにいる。」
「でもこれは何だ?」
「付けっぱなしになっている。」
視聴覚室の前の黒板に映し出されたスクリーン。
その前に散らかっている紙類。
雑に置かれた椅子。
「生徒会に入りませんか?だってさ。」
「この紙。そう書かれてる。」
「本当だ。それはちゃんと見える。」
「それにこの映像。これも生徒会募集の映像じゃない?」
「かなり違和感のある映像だけどな。」
「何が?」
「このスローガンみたいなの。要は皆で幸せになろうってことだろ。」
「気持ち悪くないか?」
「何か別の意味がある様に思える。」
そう呟く章の目は確信に満ちていた。
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中央管理施設。
俊の予想を上回る行動原理。
驚かされた。
完全に。
だが、まだ駒がある。
洗脳に使ったあの映像。
あれ以降、効果を解いていない。
それはどういうことを意味するか?
まだ効果は切れていない。
あの場に偶然入る人間がいたとする。
あくまでも偶然だ。
その人物は効果を受け、大宮大悟と同じ状況になる。
神は一度だけ俺を見放した。
だが視線だけはまだこちらを向いていた。
その証拠に、リーダーともう一人の女がそこに入っていった。
神は俺をまだ見放してはいなかった。
偶然に恵まれた一樹。だがそれは救いといえるのか?そんな話の部分です。複雑になってきました。分かりやすい描写を心がけていきます。どうかお付き合いください。また次回に!読んでいただきありがとうございました。




