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悪意は常に裏側に  作者: 真っ赤なゴミ箱
第3章 本当の姿
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洗脳

場所は中央管理施設。

その深部。

状況は刻一刻と進んでいた。

命じられた研究員たちは、準備を着々と行っていた。

全ては九重一樹のために。



「今、どうなっている?」



「侵入者たちは、資料室に侵入。女を見張りにつけて、室内を荒らした模様です。見張りの女は、廊下の奥から現れた人物と行動を共にし、他のグループとは別れたようです。」



「その人物っていうのは?」



「距離が遠く、画像が荒いため、現在画像処理中です。」



「急がせろ。」



「ええ、少しお待ちを。」



「それと残されたグループの現在なんですが、、、これ、視聴覚室ですよね?」



「!?」



「何だと。それは本当か。」



「見てくださいよ、これです。」



「、、、、これは偶然か?」



「どうしたんです?」



「いいや。忘れてくれ。こっちの話だ。」



視聴覚室。

大宮大悟にある映像を見せた場所。

そこで彼に生徒会に入らないかと持ち掛けた。

否、そう演じた。

あの演出も台本通りのはずだ。

知っている人間はほとんどいないはず。

 



あの映像の本当の効果。

それは、洗脳である。

事実あの瞬間、彼は完全に一樹の手中に落ちた。



幸福実現、皆と共に生きていく、個人の意思を尊重する、などといった公約が流れている。

どれも僕とは程遠いものだ。

僕とは違う人種が歩んだ道。

この時点で洗脳は完了していた。



誰も気づかないはずだ。

中央管理施設の深部にいるのが本当の一樹。

あの教室にいるのは、大宮大悟。

大丈夫だ。

上手くいっている。




だが。



「主任!画像の解析が終わりました。これです。」



そこにははっきりと俊が写っていた。

予想外のイレギュラー。

見張りの女と行動している。




「何故!この場で俊が出てくる!何故だ!」




油断していたわけじゃない。

想定外も考えていた。

だが、これは、、、





偶然だと思いたい。

しかし、周知のとおりその予想は裏切られる。

俊が一樹の本当の正体を見破り、それを見張りの女に伝えた。

外部の人間への漏洩。

そのことを一樹はまだ知らない。


あの謎の映像の本当の正体が明らかになります。かなり前から、深部に入っていた一樹。まだ章は知りません。再開の瞬間、果たしてどうなるのか?その時は、もう少し先です。次回もお楽しみに。読んでいただきありがとうございました。

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