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悪意は常に裏側に  作者: 真っ赤なゴミ箱
第3章 本当の姿
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語る口2

「僕たちも影で動いていた。そして、その真実に気付いた。」



「だが、だからといってそれを本人に悟られるわけにはいかない。だから、」



「、、待って、一回整理させて。」



「ごめんね、急ぎすぎた。確認したいことは?」



「飛び降りたのは、大宮大悟。そして、今現在ここの主任研究員をしているのが九重一樹。これに間違いはないってこと?」



「そう、これも情報の食い違いと一樹自身の能力が生んだ結果だ。」



「思い返してみてくれ、まず君のリーダーは偶然その場にいて飛び降りたのを見た。だけど、そこでは誰が飛び降りたのかは分かっていない状況なんだ。」



「そう、だから私達が調べた。誰が飛び降りたのかを。そして、それはすぐに判明した。ある報道機関からの情報で九重一樹で間違いないとのことだった。」



「単純なことさ、君のリーダー以外は真実を見ることが出来ていない。なら、その報道機関は?」



「この情報は真実なんかじゃない?そういうことになる?」



「そう、情報は持ち帰られたが、報道されることはなかった。あの場にあれだけの数の人間がいたにもかかわらず。」



「報道機関だけじゃない、警察の対応も見ていて不思議だった。」



「特に大した検査もせずに、その生徒が持っていたものだけで、断定した。」



「生徒手帳さ、これも一樹の作戦の内だったらしい。」



「もちろん、本来ならこんなずさんな捜査はありえない。



「一樹の能力があってこそだ。」



「、、、、」




探していた人物が別の人物?

リーダーの探している人は、ここの主任研究員。

真逆だ。

リーダーが知らずに本人に会ってしまったらどうなるのだろう?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

何十年も必死に探してきた相手だ。

あの事件を起こしてから、行方が知れなかったままの。

リーダーは信じていた。

一樹が、息子がそんなことをするはずがないと。

何かの間違いだと。

その人物が、ここの主任研究員をしている。

私には学校にしか見えていないが、リーダーには違う施設に見えている。

そんなところの主任。

得体のしれない。

リーダーがどういう反応をするかは手に取るように分かる。

小さいころから近くで見てきたから。

だとすると、まずい。

本当の真実を知ってしまったのは、私ただ一人。

作戦のため、別れてしまったから伝えるすべがない。



「リーダー、、、、」



         






どうか、どうか会わないで、、、、

かなり核心に迫ってきました。次回も盛り上げていきますので、よろしくお願いします。読んでいただきありがとうございました。

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