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悪意は常に裏側に  作者: 真っ赤なゴミ箱
第2章 介入する者
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接触2

翌日。

白宮高校前に集まったメンバー達。



「本当にこれで入れるんですか?」



「ああ。」


章の手にはある紙が握られていた。

そこには、授業参観と書かれていた。

あの着信の後、帰宅した家の郵便ポストに入っていたものだ。

まるで、こちらの思惑を知っているかのようなタイミングだった。


----------------------------------------------------------------------------------


中央管理施設。

一樹の心は失われたままだ。

母の姿をした研究員と再会してから。

もうこの状況を不思議と感じずに、ただ平凡に授業を受け続けている。

今はホームルームの時間だ。



「今度、授業参観が行われる、プリントを配るので後ろに回すように。」



とうとう施設の外の連中に見世物にされるのか。

騒がしくなるクラス内。

四方八方で盛り上がる話題。

こいつらも僕が見ている都合のいいもの。

それでしかないんだ。




この時の一樹は知る由もない。

この場に、父、母、息子の3人があの事件以降、集まることに。

そして、そこで起こった状況に再び振り回されることになる。

見ているものだけが全てではない。

立場が逆転することも時にはありうる。


----------------------------------------------------------------------------------


校門には分かりやすく、張り紙がしてあった。

そこに集まる様にして、他の保護者と思われる人達も次々と学校の中に入っていく。

その姿は何ら普通の学校と変わらない。

本当に普通の学校?

この姿を見ていると、俺の想像のほうが崩れ去ってしまいそうになる。



「どうしたの?もう行くって決めたんでしょ?ついてってあげるから。」



「そうです、行きましょう。」



「、、、行こう。」



再び決意を固める。

あまりいい感じはしない。

というより嫌な感じしかしない。

だが、この二人だ。

背中を押された。

ためらっていた僕の。



だから、俺は行く。

そして、この施設内で何が起ころうと二人だけは危険から守る。

そう決めた、章だった。



ついに施設内へ入っていきます。そして、次回は?読んでいただきありがとうございました。

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