表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夏祭り  作者: 古畑 時雄(Tokio Furuhata)
4/16

第4話 夏祭り

 サツキから金魚すくいのさそいを受けた僕は、ドキドキしながらもサツキの横に並んで、一緒に屋台へと向かった。するとサツキが僕に、こう言ったのだ。

「ハヤトくん。ハヤトくん、昔から金魚すくい上手じょうずだったよねぇ?」


 そうサツキが言うと、僕は少しれながらサツキにこう言った。

「サツキ… サツキの方こそ、成績いいし運動も出来るから…」


 僕がこう言うと、サツキは僕の顔を見つめてこう言ったのだ。

「ハヤトくん せっかくのお祭りなんだから学校の話は…、わたしとじゃいやだったかなぁ?」


 僕はあせって、サツキにこう言葉を掛けた。

「そんな事ないよサツキ、ごめん」


 そう僕が言うと、サツキはちょっと笑いながら僕に、こう言ったのだ。

「ハヤトくん 冗談よ、でもハヤトくんがわたしの事、どう思っているか知れてうれしいな…」


 こうサツキが僕に言うと、僕もうれしくなったのだ。それはサツキが自分の事を気に掛けてくれていると言う事が分かったからだ。


 こうして二人は屋台まで、話に花を咲かせ向かったのだった。それはまるで、まわりから見ると恋人同士のように見えた事だろう。


つづく…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ