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第2話 初戦闘…なのか?

 


 目の前には大きな狼がいる…しかも絶賛食べようとしている最中だ…


「ぎゃああああああああ」


 魔物の鳴き声かってぐらいに絶叫しながら全力疾走で逃げ出す悠真。


(なんだあれ? なんだあれ? なんだあれ? なんだあれ? あんな大きな狼見たことないんだけど? なんであんなのがいるの? てか、いつの間に?)


 全力疾走しながら考えるが、動揺しすぎて考えがまとまらずとりあえずひたすら逃げるが、


 ドスッドスッドスッ

 と、足音を立てながら狼も追いかけてくる。


(とりあえずあいつはなんだ? …あ、完全鑑定があるじゃないか!)


 走りながらも少しずつ冷静になってきてスキルがあることに気づき、完全鑑定をしようと後ろを向くと…


 ガウッ!


「うおっ!あっぶね!」


 狼が迫ってきていたようで間一髪のところで噛みつきを避ける。


「は、早すぎだろ…とりあえず《完全鑑定》」


 狼も攻撃を外したことに驚いたのか一旦、距離をとり様子を見る。

 その隙に悠真は完全鑑定を発動する…


(あの狼の能力はっと…)


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 名前 ミニガルム

 ランク E

 LV 20


 普段は群れで行動する。

 そのため初心者殺し(ルーキーキラー)と呼ばれている。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「どこがミニなんだよぉぉおぉぉぉぉぉ!」


 本日最大のツッコミをするのであった…


(まぁでも、この鑑定結果からするなら一匹でいるうちに倒すしかない…「アオーン!」のか…)


「あれ? 今なんかアオーンとか聞こえなかった? 仲間呼んだとかじゃないよ…ね?」


 なんて言っている間にドスッドスッという足音が至る所から聴こえてくる。


「あれ? これ詰んでね?」


 自分の今の状況に嘆くのであった…


 ………

 ……

 …


(これ…どうするかなぁ…)


 悠真は運動神経など全てが普通といっても過言ではない為息は絶え絶えでスタミナはすでに尽きようとしていた。


「はぁ…ここまでかな…?」


 悠真は諦めようとしていた…だが、そのとき!


「いや! 待てよ? この生物創造を使えば倒せるんじゃないか?」


 悠真はここで一つのスキルを思い出す。

 この神様が使うようなスキルの存在に。


「たしかイメージするんだったよな…イメージ…俺の中で最強だと思う生き物は…こいつだぁぁぁぁ!!」


「《生物創造》」


 悠真がイメージした生き物は…一匹の赤い巨大な竜だった。

 その竜を見るだけで震え、怯え、逃げることすら諦めてしまいそうになるようなほどの威圧を放ちながらそいつはミニガルムの群れの前に降り立った。


「こいつはレッドドラゴン! 俺が思い浮かべた中で最強の生き物だ!」


 そう言った後でレッドドラゴン? まんまかっ! というツッコミを抑えつつも悠真はレッドドラゴンに怯えきっているミニガルムの群れに向かって一つの命令をする。


「レッドドラゴン! あいつらに《ファイアブレス!》」


 ガアァ!


 という声? とともにブレスを吐く。


 そう、そのブレス一つだけで十分すぎたのだ。


 そのブレスで草が焼け、土が焼け、空気が焼けた。


 ブレス一つで悠真の目の前にはまだ熱の残る焼け野原となったのだった。


「あれ? これやりすぎ…た?」


 呆然と立ち尽くす悠真と、空に浮かぶ赤い竜を残し悠真達の初戦闘は終わりを告げたのだった。


次は話の流れとか考えてなかったので少し考えます笑

ので少し遅れるかもしれないです(-_-;)

すぐ投稿されたりしたらスキル気まぐれが発動したと思ってください笑

今後ともよろしくお願い致します。

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