表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/52

17話 異世界は甘くない その3 (呆れた勇者)

遅れてすみません


「海斗、どうしたんだ?」

そう言ったのは、絢斗だった。見てみると、飛鳥も同じ事が言いたそうな様子だった。

「全員に魔法がかけられていた。効果は隷属化だ」

「「!?」」

それを聞いた二人の表情が、一気に変わった。

「おい、それは不味いだろ」

「不味いどころか、最悪よ‼今まで気づかなかった事が悔やまれるわね」

そこで、やっとクラスメイト達は気を持ち直した様だった。

「おい、一体何なんだよ‼」

「何がどうなってるの!?」

「お前らだけで納得してないで、俺達にもちゃんと説明しろよ‼」


「みんな、一回落ち着け‼」

そこで、ようやく斎斗も気を持ち直したようだ。


「海斗も、一体どういう事なんだ。お前が神だなんてあり得ないだろ。しっかり、否定しろよ」


(((((は!?)))))

その時、この場にいた全員 (国王や騎士達も含める)の心が一致した。

なかなか、ここまでの大物はいないだろう。

クラス全員どころか、国王達の注目を集めた。悪い意味でだが……。


今考えるべきなのは、かけられていたという、隷属化の魔法の方だ。誰もが、この悪状況を理解した。詳しい事までは分からなくても、不味い状況に陥っている事は理解していたのだ。

それが分かっていなかったのが、斎斗だ。


こいつ、だめ勇者だ……。その時、誰もがそう思った。全員が呆れて物を言えないと言う顔で斎斗を見ていた。国王さえも、何を言ってんだこいつといった感じで、間抜けにも口を開けて斎斗を見ていた。

それを見て斎斗は、何を思ったのか更に自分で自分に追い討ちをかける。

「さあ、みんなも待っているんだ。早く全員に謝れよ」


(((((いや、お前が謝って‼)))))

その時、全員がそう思ったそうだ。


「何をやっているんだ。これ以上、時間を取らすな」

「目障りだ。そいつを早く連れていけ」

うんざりだと言う感じで国王が重々しく言った。

その言葉を聞いて騎士達が斎斗を連れていった。斎斗は何か喚きながら連れていかれていたが、誰も助けようとは思わなかった。



「とにかく、出発は三日後だ。準備しておけ」

それだけ言うと国王は出ていってしまった。そんな国王は、かなり疲れた様子だった。

海斗達もかなり、精神的疲労が溜まっていて誰も何も言わず部屋に戻って行った。







だが、そんな中でも夜には行動をおこす者達がいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ