閑話 教師として
ずっとわすれていた人です。
私の名前は、弓野由美。冗談か、って言うような名前ですよね。こんな名前でも私は好きです。一応、両親がつけてくれた名前です。喩え、名乗る度に、聞き直される名前だとしてもです。
因みに、私には妹がいまして名前は弓野未夢と言います。こっちの方は気づく人は気づくのですが、上から読んでも下から読んでもゆみのみゆなんです。
そんな事は置いておいて、私は今あるクラスの担任をやっています。そうです、異世界とかいうところにクラス転移とかされてしまったクラスです。
そして、私も運悪く一緒に来てしまったんです。一時はどうなるかと思いました。
あのとき、いきなり教室の床に魔方陣のようなものが浮かび上がってきました。
あまりにも眩しくて目を閉じた、次に見た光景に驚きました。一瞬、頭の中が真っ白になりました。
あれですね、人間理解の及ばないことに遭うと考えることを放棄するというやつです。最も、実際に体験することになるとは思いもしませんでしたが。
そんな事があって、私はすぐに対応する事ができませんでした。
「ここどこ!?」
「なんだ!?」
「なにここ!?」
そんな、生徒達の戸惑う声でやっと動く事が出来ました。
「皆さん、落ち着いて下さい」
そんな私の声なんか聞こえていないようで、みんなの声はおさまらない。
「皆、落ち着いて‼」
そんな齋斗君の声で、皆少し落ち着いた様でした。
本当は私がやるべきなのに……。無念です。
そのあと、説明された事実に戸惑いを隠せない私達。
いきなり連れてこられて、魔王を倒して欲しいってどういう事ですか。いくら魔法とやらが使えるからといって、危ないじゃあないですか。
私が、断ろうとしたそのときでした。
「「「「「もちろんです‼」」」」」
うそー。
本気ですか皆さん!?と言いたい気持ちを抑えて、心の中で何と説得したらいいのかを考えていました。
そして、そんな事を考えている内に話はどんどん進んでいってしまいました。ここまで来たら、小心者の私には止められません。
ですが、やっぱり心配で仕方ありません。せめて、皆さんが困った時は力になると決心しました。
そのためには、やっぱり戦える力をつけておくのがいいでしょうか。因みに、私のステータスはこんな感じです。
ユミ・ユミノ
女 二十三歳
Lv 1
HP 150
MP 50
体力 30
俊敏 10
知力 20
魔力 10
ノーマルスキル:下級魔法適正 (風魔法)、弓道、空間把握
ユニークスキル:異世界言語理解
称号:異世界転移者、小心者な弱熱血教師
なんですかこれは!?称号が恥ずかし過ぎます。
他は、普通な気がします。
あ、ノーマルスキルのところに弓道がありますね。実は、学生時代にやっていたんですよ。しかも、風魔法があります。弓の飛距離を伸ばすように使えそうですね。
頑張って、皆さんの力になれるように頑張りたいです。皆さんが悲しむような事にならないといいんですけどね。
弓野由美、二十三歳。これから、可愛い生徒達のために異世界で頑張ります‼
この人には頑張って欲しいと思います。
これからは、忘れないように少しずつ出して行けたらなと思います。




