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何が何やら…

どうか温かい目で見守ってください

唐突で悪いが、園芸師って知ってるか?


まあ、植物の世話をする人だと認識してくれれば良い


俺はその園芸師としての仕事をしていた


していたはずなんだが…


どうして俺はお花畑にいるんでしょうか?


「ああ…ようやく会えた…」


ん?後ろから声がする?


振り向くと薄緑の髪をした女性が立っていた

どことなく懐かしさを感じる

「あの…どこかで?」


「そのようなことを言わないでください…私はいつも貴女様の側に…」


女性の姿が薄れてゆく


「ちょっと待ってくれ!!あんたは一体誰なんだ!?」


「私…の名…は…ア…イ…ビー…」


急激に意識が薄れてゆく


アイビーの名だけが俺の記憶に残った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あんたはっ!?」


勢いよく上体を起こすが、そこには見慣れた天井はない


あるのはただ石の天井のみだ


「はあ?」


考えろ、今の状況を整理するんだ…


ポクポクポク…チーン!


分からん!!


なんだこれは!?


右を見ても左を見ても石の壁


上を見ても下を見ても石の壁


一体どうしろというのだ!


つまり閉じ込められた状態のわけだが、携帯はつながらず人気も皆無


詰んでないか?


「まだ死にたくねえええええ!まだ24だぞ!これからってときにぃいいいいいいい!勘弁してくれよ本当に!」


叫んでもどうしようもないことも分かっているが、叫ばなきゃやってらんねえ


もうヤケクソだ


手当たり次第に動き回ってやる!


ん?なんか妙な出っ張りが?


押すか


ガコンッ☆


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


なんだ!?


いきなり部屋が振動し始めた!?


と思ったらそれらしい扉が出てきた!!


「ゲームかよ…てことは…」


『Guooooooooooooooooo!!!!」


「やっぱりか!?」


部屋の先からおそらくゴーレムっぽい何かが!?


確実に俺を害するために近づいてるな…


しかし、俺に対抗する術もなし


ってヤバくねえ!?


こういうときは…


「三十六計逃げるに如かず…」


逃げるに限る


ちょっと運動不足気味だった体にゃきついが生きるためには仕方ない


ゴーレム(?)の股下を抜けて先の通路に行く


幸い動きは鈍かったので容易だった


が、通路の先にも扉があり、これが開かない


「ちょ…待てよ、こういう時は開けておくもんだろうが!?」


『Guoooooooouuu!!』


背後にはゴーレム(?)


「開けよ!?、開けって開いてくれよおおおおおおおお!!!」


巨大な質量が上から降ってきたのを感じた


その時時間が止まった


『私の名前を呼んでください!』


「アイビーいいいいいいいいい!!!!」


体から蔦が生えて来て頭上のゴーレムの腕に絡まり動きを止めた


「つたぁ!?」

『あとはお任せください』


ゴーレムの腕から体に蔦が伸び締め上げる


やがて、ゴーレムの体は軋み、蔦の力に耐え切れず崩壊した


たまらず俺は尻餅をつく


「終わったのか…?」

『はい!危なかったですね貴女様』

「うわあ!?声が頭の中に!?」

『これからよろしくお願いしますね』


何が何やら…











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