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第3項 強制には強制にてリフレクトせよ

 謝罪肯定派の主張は、とあるサイトの文章を引用すると次の通りであろう。


 旧日本軍が、朝鮮半島出身者を中心とする数十万の女性を強制動員し、[従軍慰安婦]として性奴隷化して来た。

 この事実に対し、日本は謝罪しなければならない。



 この強制動員された女性に、年端もいかぬ少女も含まれるなどと言う話もある。

 これが「事実」であったとすれば、じつに酷い話である。

 重ねて繰り返すが、これが「事実」であるか否かについては、このエッセイでは触れない。



 ただ、「事実」だとしたら、これは謝って済む問題では無い。

 謝罪の言葉だけで終わらせる事が妥当かどうか。

 謝罪する方法と言うテーマに即して、この点について、つらつらと述べる事にする。

 いや、あくまでも、その前提での方法論としての話なので、日本国内の謝罪肯定派におかれては「口頭で謝るだけでいいや」とされるならば、以下は読み飛ばして頂きたい。



 とは言うものの。

 このような行為に関して、言葉以外でどのように謝罪するかとなると、悩ましい話である。


 こういう時は、一度、原点に返るべきかと考える。

 難しくは捨象するなどと言う言葉もあるが、要するに枝葉をとっぱらって単純化するのである。


 さて、ある行為(悪行)に対して、それに相応しい償いとは何か?

 プリミティブに考えるならば、等価のものを支払うと言うのが妥当だろう。

 古代のハンムラビ法典の記載は、正しくは復讐では無くて、償いの手法だと聞いている。

 つまり、「目には目を以て償い、歯には歯を以て償うべし」と言うわけある。


 その方向で考えるならば、だ。

 日本国が謝罪する方法としては以下のようになる。


 朝鮮半島出身者を中心とする数十万の女性を強制動員し、[従軍慰安婦]として性奴隷化。

 → 日本列島出身者を中心とする数十万の女性を強制動員し、[謝罪慰安婦]として性奴隷化。


 極論にはなるが、こういうことだろう。

 だからといって、朝鮮半島から鼻息も荒い男たちが押し寄せてきて、日本の女性を拉致すれば良いなどと言う事では、断じて無い。

 そんな秩序を破壊するようなことは、いくら何でも容認できない。


 こんな過激で無茶苦茶な提案をして、秩序も何もあるまいが、と言われるかもしれないが、この謝罪とする強制連行はもちろん無期限では無い。

 先のハンムラビ法典は、報復の指針として捉えた場合、その報復の上限を定義したものでもあるからだ。


 そんなわけで、色々と諸説あるが、1932年の第一次上海事変から1945年の敗戦までの期間が「いわゆる従軍慰安婦」が動員された年月であるとの事なので、これを参考に個別に調整した期間で性奴隷して頂く事になる。


 また、日本国が主体的に行う謝罪であるからして、これは日本政府が命じる話だろう。

 もっとも、謝罪を主張される方々、つまりは、謝罪をしたくてたまらない各位は、能動的に対応されるものと考える。

 何しろ、等価な行為による謝罪である。

 これ以上、明確にして絶対的な謝罪はあるまい。


 謝罪肯定派の女性はご自身で。

 謝罪肯定派の男性は……まぁ、あの国にも同性愛者がおられると思うので、そちらを相手に謝罪行為を行う事となるだろう。

 女性同士を禁じるつもりも無い。


 現在の性的嗜好のバリエーションは、非常に多彩になっているので、一口に性奴隷と言っても、それぞれのケースに応じる事になるかもしれない。

 ただ、あちらにもおられるであろうマゾヒストの方々に対する誠意ある対応は、傍から見るだけでは、謝罪になるんだか何だかよくわからない事になるので、ここは調整や注意が必要だろう。


 何にせよ、謝罪肯定派のみなさんは、自身の主張に従い、可能であればその性的嗜好に準拠して、率先して謝罪の為に、あちらで存分に股を開いて励んでいただきたい。


 むろん、その謝罪の様子はノーカットで映像として保存し、きちんとした証拠とするべきである。

 イスラムの法で、罪を犯した手を切断する場面では、その切断の瞬間に、周囲の人々が、これで罪が赦されたとして祝福の声を上げるなどと言う話を読んだが。

 その顰みに倣って、我々もその動画を……。


 いや、そちらは筆者個人としては、遠慮する。

 男同士の動画はもとよりだが。

 謝罪を主張される女性の筆頭で思い浮かぶ方々と言えば……あー、思い切り遠慮しますです。



 さて、日本に謝罪させたい、として率先される方々はともかくとしてだ。


 強制連行には強制連行をもって償わなければならないので、率先して行きたくない方々にも、申し訳ないが、ご協力を頂かなくてはならない。

 ここでネックとなるのが、またしても日本国憲法である。

 第十八条に示された条文に曰く。


「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない」


 意に反する苦役でなければ強制にならないし、ひいては謝罪にならないのだ。

 だが、それを実行すると現状では憲法違反となる。

 そういうわけで、「謝罪」を主張される各位は、この条文も併せて憲法改正に向けて活動して頂き……うわ、何をする、やめqwsぇdcrfvtgyhぶんじmこ、lp。;



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