Ⅵ∮恋人達の選択
夜の海を泳ぐような
逢瀬が続いていくね
交差する視線に込めるのは
一握りの愛情・・・君も?
後ろめたさなんて無いような
体温だけがここに在って
波のようにうねる
感情に問い掛ける
このままでいいのか
このままでいたいのか
腕を引き寄せて
抱き締めさせてくれないか
このままずっと
頬を撫でると微笑んでくれる
君のことを疑いそうになるよ
満ち足りてる筈の現状に
足りないものを探してる
そして足掻くように君を求めて
この夜を越えようとしているのさ
“目覚めるべきか夢見るべきか”