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第5話

学園長にいわれたとおり、教官室にいくと、ウォン先生が担任だと名乗ってきた。壮年の男性で、厳しそうな目をしていたが、話してみるとそうでもなかった。

今、二人は教室にむかっていった。

教官室は1階にあり、ハイレンたちの教室は2階にある。レゼン学園の規模は、学園の中では、どちらかというと小さいほうに位置するようだ。敷地の中には、勉強をする校舎、演習をする校庭、物見櫓も兼ねる風車、後は学生寮だ。レゼン学園から遠くの人が使ってる。全ての科が、一クラス約30人で2クラス構成。1年、2年、と学年があがっていき、2学年構成だ。ハイレンはまだ1年だ。ちなみに学園によって授業構成はさまざまだ。

「ここが君のクラスだ。一緒についていきてくれ」

シランはそういって教室に入っていった。ハイレンはついていった。教室は少しざわついていたが、ハイレンたちが教室に入ると多少は静かになった。どうやらハイレンの話をしていたようだ。

「静かに。みんな知っているとおり、転校生のハイレン君だ」

「ハイレン・ハートネットです。よろしくお願いします」

「じゃあ、ハイレン君。…リヴテンス君の隣に座って」

席は二人でひとつらしく、長机になっているようだ。窓際の1番後ろの席にいた女の子が、ハイレンにむかって手を振っていた。髪をショートにした女の子だった。行動のとおり活発そうで、人なつっこい笑顔が印象的だ。などど思うまでもなく、昨日再会したリヴだけど

「確かリヴテランス君のパーティーは1人足りなかったか。ちょうどいいからハイレン君に入ってもらおう。他の2人はそれでいいか?」

『いいですよ』

先生に訪ねられた2人が同時に言った

「パーティー?なんですかそれ?」

いや、ギルドとかではよく聞くし、意味もなんとなくわかるが学園にあることがわからない

「ハイレン君の前の学園にはなかったか。あとで、リヴテンス君に説明してもらってくれ」ハイレンは戸惑いながら、頷いた。

「じゃあ席に着いて」ハイレンは席に向かっていった。

「ほんとに一緒のクラスになれるなんてね」

「昨日、わかってただろ」座りながらいった。

「まあね、あたしたちのクラス一人少なかったから。それでもどうなるかわからなかったんだけど」

「とりあえず、一年間よろしくな」「うん」

「さて、じゃあ早速はじめよう」午前中は座学らしい。

兵法や応急処置、魔法の理論など実践に役立つことを学ぶことになる


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