幕間
この話はこの世界での魔法のことです。読まなくても後のストーリーに影響はないと思います
この国は魔法を2種類に分けている。そも魔法とは限られた人がもっている魔力を使用して顕現されるものである。2種類とは言語魔法、精霊魔法、召喚魔法である。この2種類は魔力が誰にも使うことができる。魔力があるだけではつかえない魔法もあり、召喚魔法や補助魔法、その他がそれにあたる
言語魔法とは神の力の一端を顕現する魔法である。言語を媒体として、体内に宿る魔力を具現化させ、魔法として発動される。これは攻撃魔法と補助系魔法に大別される。攻撃魔法にはレベルがあり初級、中級、上級である
言語魔法には属性があります。基本は火、風、水、地の4つだが、特別才能を持った人が扱える光と闇もあります。魔法発動には属性に固有の詠唱が必要となるが、レベルによって発動までの時間は違う
上級魔法の4属性全てを扱える人は滅多におらず、扱えたものはほとんどが歴史に名を刻んでいる。善悪は別としてだが。
精霊魔法は精霊界にいる精霊と交渉し、呼び出し、力を借りる魔法。精霊にも位があり下級、中級、上級となる。この魔法は操者の技術、魔力の大小ではなく、相性に左右される。もちろん、協力な精霊を呼ぶにはそれだけの魔力は必要になるが。精霊がその者の魔力を気に入れば答えてくれる。位が上がればこの相性のいい魔力の幅がせまくなっていくものである。精霊が行使する力は魔法とは違い、精霊がもつそのものの力である。界を支える力の一端であるため、強力であるが、操者は精霊を呼んでいる間、魔法を使えなくなってしまう