第2話
「ここがレゼン学園か…」
ダウィン大陸のコンクルシュ国には王都をあわせ5の地方がある。それぞれの地方に学園が一つずつあり、独自にさまざまなことを教えている。共通しているのは魔獣などとの戦闘を主に育成することだ。その中のひとつがレゼン学園だ。なぜ学園に通わないといけないのかは、国で決まっているからだ。
若いうちは知識と知恵を育むべきで、実践はそのからだ。ということらしい
「まずは、学園長のところに行かないと」さっそくレゼン学園の中に入った。
レゼン学園はまだ始まってから、そんなに日がたっていないらしいが、ハイレンが前いた学園は1ヶ月前には始まっていた。それぞれの地方によって始まる時期はずれているのだ。
事務室にいき、自分のことを伝えるとすぐに学園長室に案内された。事前にこの時間にくるように言われていたから、学園長も時間を空けておいてくれたんだろう。
「失礼します。転校してきたハイレン・ハートネットです」
「入ってください」
声にしたがって中にはいった。学園長室にいたのは初老の女の人だった。この女の人の歳くらいで学園長になるのは珍しい。
「ご苦労様、私はジュンリ・ウィーハンスです。みればわかるようにレゼン学園の学園長をしています」
「転校を受け入れてくれてありがとうございます。それに奨学金も」
「いいんですよ。君のところの園長には、昔お世話になったんです。」
「そうなんですか?あの人は昔のことほとんど話さないので…」ちょっと驚いていた
「昔と変わらないわね」ちょっと懐かしむように微笑んでいた
「前の学園で見つけれなかったもの、この学園で見つけられるといいわね」
「はい!」
「ハイレン君は寮ですね。このあと案内してもらってください。それと明日は一度教官室によっていってください。クラスはそのとき聞いてください」
「わかりました。ところで今日は休みですか?」
「ええ、今日の曜日は休日にしています」
「そうでしたか、静かだったので。それでは失礼しました」
そういってハイレンは部屋をでた
「姿も求めるものもあなたにそっくりね」そう呟いたジュンリ先生は誰もいないはずの空をみていた
魔法とか全然でてこなくてすみません。あと2,3話ですこしでてくると思います