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変化する私と君  作者: 梅見 椿
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第二話 部活体験と君との会話

 中学生活三日目、特に何事もなく今日も終わり部活体験がやってきたわけだが。今日はまだ隣の日菜ちゃんと話をしていない。したと言っても落ちた消しゴムを拾ってもらい、お礼を言ったときだ、あれは会話に入るのか?

 私達は気まずい雰囲気を残して吹奏楽部の体験を行うため、音楽室に向かった。その間、私は勇気を出して話しかけてみることにした。「ねぇ、なんの楽器をやりたいかって決まってるの?」すると、君は少し嬉しそうな顔をして、「クラリネットが1番やってみたいなって思ってるんだ!小学校で中学校のオープンスクールの部活体験のときに吹奏楽部でクラリネットをしたんだけどめっちゃ上手いねって褒められて、また吹いてみたいなって!そういえばはるちゃんも吹部にきてなかった?金管と木管の吹き方どっちが吹きやすかった?私はねetc…」私は君の話を聞きながら驚きを隠せないでいた。(めっちゃ喋るやんこの子・・・)そう、君は人見知りはするが喋りかけられると永遠に話すことができる、ある意味コミュ力オバケだったのだ。

 音楽室に着くと自由に自分の好きな楽器のグループのところに行って、楽器体験を行うとのことだったので、私達は最初にクラリネットの体験に向かうことにした。私もオープンスクールの楽器体験でサックスを吹いていたこともあり、2人とも難なく音を出すことができた。その後、指で押さえて吹くところからは肺活量がなかったのか、息の入れ方に問題があったのかわからないが苦戦してしまった。だが君は本当にオープンスクールぶりに吹いたのか疑うほど音を出すことができていて、私は驚きを隠せなかった。

 その後はノリでチューバに行き酸欠になったり、ホルンで音を出すのに苦戦したり、コントラバスで指が痛くなったり、それぞれの体験を楽しんだ。

 その日の放課後、私は吹奏楽部に所属することを心に決めたのだ。決して先輩方に褒められたからでも、君と同じ部活に入りたかったわけではない。そこは勘違いしないように。

 

 

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